【両家顔合わせ食事会】事前準備と当日の服装・流れ・支払いまで徹底解説♡

婚約が決まったらまずは両家顔合わせ♡でも顔合わせってどんな準備をすればいいの?みんないくらくらいかけているの?気になることがたくさん!そこで今回は、両家顔合わせの食事会と結納の違いや、費用、事前準備、時期、場所、当日の流れ、服装まで顔合わせについて大特集♪これさえ読めば両家顔合わせに関する疑問は全て解決♡
顔合わせ・食事会2020.11.16 更新2018.5.10 公開
目次
親へのあいさつを済ませたら、次は両家の顔合わせ♡
プロポーズ後、それぞれの親へのあいさつを済ませて結婚を認めてもらったら、次に控えている一大イベントが「両家の顔合わせ」です。
「実際に結婚することになるまで、顔合わせ食事会なんて知らなかった…! 普通に食事会をすればいいの???」と疑問だらけのプレ花嫁さんも多いのでは?
そこで、両家顔合わせ食事会について大特集♪
- 顔合わせ食事会って何?結納と違うの?
- 一般的な時期や場所、予算は?
- どんな準備をすればいいの?
- 当日の服装や流れはどうすればいい?
など、顔合わせ食事会にまつわる疑問あれこれを解決します♡
そもそも「両家顔合わせ食事会」とは?
両家顔合わせ食事会とは文字通りふたりの家族の「顔合わせ」のためにおこなう食事会のこと。「婚約食事会」あるいは単に「顔合わせ」と呼ばれることもあります。
プロポーズされてそれぞれの親にあいさつを済ませたら、次の段階として両家顔合わせ食事会をおこなうのが一般的。親同士が対面してあいさつし、親睦を深めあうことが目的です。
基本的には結婚する彼と彼女とそれぞれの両親が出席しておこなうことが多いですが、祖父母やきょうだいなどが同席するケースもあります。
「結納」との違いは?
結納と顔合わせ食事会の一番の違いは目的です。
結納は「両家間での結納品の受け渡し」が主目的、顔合わせ食事会は「両家の親睦を深めること」が主目的となります。
結納は結納品を受け渡しする儀式
結納は婚約にあたって、両家が金品の受け渡しをする日本の伝統的な儀式です。
もともと結納とは、結婚にあたって男性の家から女性の家へ、花嫁を育ててくれたことへのお礼として金品を贈る儀式でした。
現代ではお礼という意味合いは薄れてはいるものの、結納品として金品の受け渡しをおこなうのが結納の主目的。会食は儀式のあとにおこないます。
進行や服装にも違いあり!
一方、顔合わせ食事会では支度金の受け渡しをする場合もありますが、必須ではありません。こちらはあくまでも「食事会」がメインです。
そもそもの目的や意味合いに違いがあることから、
- 結納は口上や手順に決まりごとがあるが、顔合わせ食事会は形式自由
- 結納は両家の親が主催・進行することが多いが、顔合わせ食事会は結婚するふたりが主催・進行することが多い
- 結納は正装が基本だが、顔合わせ食事会は平服でもOK
など、細かい違いも出てきます。
結納と顔合わせ食事会どちらをする人が多い?
「ゼクシィ結婚トレンド調査 2020」調べによれば、結納をおこなったカップル10.9%に対して、顔合わせ食事会のみおこなったカップルは84.7%と圧倒的に多くなっています。
「形式ばった結納をするより、なごやかで気楽な雰囲気の顔合わせ食事会がいいな」と考える方が親世代にも増えているのかもしれませんね。
とはいえ、やはり親世代には「結納はきちんとおこなうべき」と考える方も少なくありません。
結納にするのか顔合わせ食事会にするのかは、自分たちだけで判断せず、必ず親の意向を確認したうえで決めるようにしましょう。
顔合わせ食事会はいつ、どこで実施するもの?
顔合わせ食事会はいつごろ、どこで実施すればいいのでしょうか? 先輩カップルの選んだ日程やお店の傾向をチェックしてみましょう!
挙式の6ヵ月前が目安
先輩カップルが両家顔合わせ食事会を実施した時期は、平均すると挙式の8.0ヵ月前。
入籍から結婚式まで時間が空く場合など、挙式の13ヵ月以上前に顔合わせを済ませるカップルも多いことから、平均すると比較的早めの時期となっています。
入籍と挙式の時期が近い場合、6ヵ月前ぐらいに顔合わせ食事会をするカップルが多いようです。
日程についてはお互いの都合の良い日を選べば良いのですが、親が気するなどの理由で六曜にこだわるなら、大安の日を選ぶのがおすすめです。
入籍と挙式のタイミングによってベストな時期は変わってきますが、結婚が決まったら両家の都合やお日柄を確認して、なるべく早いタイミングで顔合わせできるよう調整しましょう。
地域とお店の決め方
顔合わせ食事会を実施する地域は、
- ふたりの生活している場所の近く
- 両家の中間あたりの都市
- 女性(または男性)の実家
などのケースが多いです。
お店は落ち着いて過ごせる料亭やレストランの個室を選ぶ方が多いです。
結婚式の会場に決めている、もしくは検討しているホテルや式場、レストランなどがあれば、そちらを顔合わせ食事会の会場に選ぶのも良いですね♡
顔合わせ食事会の費用相場は?支払いは誰?
お店や料理のコースを選ぶときには、「予算はどのぐらいみておくべき?」ということが気になりますよね。
顔合わせ食事会の平均的な費用の相場や、誰が費用負担するのかについて確認していきましょう。
費用の平均は6.5万円
先輩カップルの両家顔合わせ食事会にかかった費用の平均は6.5万円となっています。
多くのカップルが結婚するふたり+それぞれの両親の6名で顔合わせ食事会をしていることを考えると、ひとりあたり1万円強ぐらいという計算になりますね。
支払いは当人たちが招待または両家で折半
結納ではなく顔合わせ食事会をおこなう場合、結婚するふたりが親を招待する形で開催し、費用も自分たちで負担するケースが多いです。
ただし、両親の意向などによっては、両家折版という形になることもあるでしょう。この場合も、お店での支払いはいったんふたりが立て替える形にするとスマートです。
いずれにしても、当日の支払いをどうするかについては、あらかじめ決めてそれぞれの親に伝えておくようにしましょう。
顔合わせ食事会に向けて準備することは?
顔合わせ食事会について、内容や目的、一般的な時期や費用などを確認できたら、具体的に自分たちの顔合わせ食事会の準備を進めていきましょう。
準備すべき内容とポイントをお伝えします♡
親の意向の確認、調整
両家顔合わせ食事会は、結納のような形式ある儀式ではないとはいえ、結婚するふたりの家同士でおこなうイベント。両家の親の考え方や意見を尊重して計画するのが大切です。
- 結納ではなく顔合わせ食事会で問題ないか
- フォーマルとカジュアルどちらの方が良いか
- 開催する時期や場所、お店に希望はあるか
- 結納品や支度金の受け渡しをするか
- 誰が出席するのか
- 手土産を持参するかどうか
など、それぞれが親に確認したうえで、意見のすり合わせと調整をしながら計画を進めていきましょう。
日程とお店を決めて予約
両家の都合とお日柄などを考慮して日程や開催する時間帯を決めたら、お店を選んで予約しましょう。
お店選びは、それぞれの親の好みなども考慮しつつ、落ち着いて過ごせる個室のあるお店を選びます。
ランチにするかディナーにするかは、お酒を飲む場にするかどうかなどを考慮して決めると良いでしょう。
料理はコース料理を頼んでおくのがおすすめ。食べるのに手間がかかる料理や、取り分ける必要のある大皿料理などは避けるほうが無難です。
お店に予約を入れる際は、両家顔合わせ食事会で使うことをお店の方に必ず伝えておきましょう。
婚約記念品の準備
婚約にあたって婚約指輪をプレゼントしてもらったり、返礼品を贈ったりする場合、顔合わせ食事会の場で披露するケースが多いです。
婚約指輪の披露を考えている場合は、顔合わせ食事会までに受け取りを済ませられるよう早めに注文を済ませておくと良いですね。
すでに受け取って身に着けている場合も、いったん彼に返して食事会の場でお披露目の形で渡してもらうと場が盛り上がりますよ♡
婚約指輪のお返しの品を贈る場合も、食事会の席上で贈る形がおすすめです。
手土産はどうする?
顔合わせ食事会はふたりがそれぞれの親を招待する形なので、手土産を持参するとすれば親が相手方へ贈る品を用意するのが基本になります。
必ずしも用意しなければならないわけではありませんが、どちらか一方だけが用意していて気まずくなることのないよう、事前にすり合わせしておきましょう。
「顔合わせのしおり」作成もおすすめ!
当日に向けて「顔合わせのしおり」を作成しておくのもおすすめです。
当日の進行や両家の家族構成と紹介などを記載しておけば、しおりを確認しながら家族紹介などをスムーズに進めることができます。
顔合わせ食事会は親同士の初対面の場となるケースが多く、緊張した雰囲気になりやすいもの。
ふたりのエピソードや幼いころの写真などを記載したしおりがあれば、会話のきっかけになり場を和ませる効果も期待できますよ。
しおりの作り方など、詳しくはこちらの記事をチェックしてみてください♪
顔合わせ食事会当日の服装は?
顔合わせ当日の服装は、会場となるお店の雰囲気や格式に合うものを選びましょう。
格式の高いホテルや料亭での食事会なら、フォーマルな装いで。どちらかといえばカジュアルな雰囲気のお店の場合も、よそ行き感のあるきちんとした服装を意識してくださいね。
両家で服装の「格」を揃えるのが大切!
服装には「礼装(正礼装・準礼装)」「平服(略礼装)」といった格があります。
顔合わせ食事会での服装は、両家で格を揃えるのがポイント!
「一方が正装なのに一方は平服」などということのないよう、服装についても両家で事前にすりあわせしておきましょう。
たとえば女性が正装である振袖を着る場合、ほかの人は和装にする必要はないですが、礼装で揃えるのが基本です。
平服で揃える場合、男性はダークスーツ、女性はフォーマル感のあるワンピースやセットアップを選ぶのがおすすめです。
顔合わせ食事会の服装マナーやおすすめコーデについて、詳しくはこちらの記事をチェックしてみてくださいね。
顔合わせ食事会当日の流れとポイント
顔合わせ食事会当日の一般的な流れの例とポイントをご紹介します。参考にしつつ、自分たちらしい顔合わせ食事会の進行プログラムを計画してみてくださいね。
待ち合わせ
当日は、直接お店の前などで待ち合わせにするのではなく、男性と女性それぞれが親と別の場所で待ち合わせてから合流してお店に向かうのがおすすめ。
直接お店集合にして親が道に迷ってしまったり、本人たちより親たちが先に到着して気まずくなってしまったりといったことを防げます◎
入店・着席
両家が揃ったら会場のお店に入ります。
席順は上座から両家の父、次いで両家の母、末席に結婚するふたりが着席するのが基本マナー。
ただしお店や会の雰囲気によっては、あえて上座・下座にこだわらない形にしても良いでしょう。
両親以外の親族が参加する場合など、席順についてさらに詳しくはこちらの記事を参考にしてみてください。
最初のあいさつ
ふたりが主催する形で顔合わせ食事会をする場合、ふたりを代表して彼が進行役をするのが一般的です。
まずは進行役となる彼が、はじまりのあいさつをします。カジュアルな雰囲気の食事会の場合でも、あいさつから始めることできちんとした印象になります。
あいさつでは、食事会の目的などを軽く伝えると良いでしょう。
両家の家族紹介
食事会に出席した両家親族ひとりひとりを紹介します。
進行役が全員を紹介する形でも良いですし、彼と彼女がそれぞれ自分の家族を紹介する形や、各自自己紹介をするような形にしてもOKです。
食事会やお店の雰囲気、家族の性格などに合わせてどのような形式にするかを決めましょう♪
婚約指輪の披露
婚約にあたって婚約指輪を贈る場合は、顔合わせの席でお披露目する場合が多いです。
食事会の席で、彼が彼女に婚約指輪をつけてあげるのは、場を盛り上げるおすすめな演出。彼女から彼へ腕時計などのお返しを贈る場合も、食事会の席で交換する形がおすすめです。
婚約記念品のやり取り以外にも、食事会の席で婚姻届の証人欄に署名してもらうというのも良いですね。
婚約したという事実を親にしっかり確認してもらい、安心してもらいましょう。
乾杯
食事が運ばれてきたら、食事と歓談を始める前に乾杯をします。
彼または彼の父親が乾杯の音頭をとるのが一般的です。それぞれの紹介は済んでいるので、乾杯のあいさつは手短なものが良いですね♪
食事・歓談
乾杯をしたら、食事と歓談を楽しみます。
会話のきっかけは天気や出された料理のこと、お店の雰囲気についてなどが良いでしょう。
場が盛り上がるおすすめな話題は、ふたりの子ども時代や学生時代の思い出話、地元や旅行にまつわる話、それぞれの趣味の話などです。
デリケートな話題には要注意!
宗教や政治、思想などについての話題は避けましょう!
野球やサッカーなどの話題は、家族がどこかのチームの熱心なファンの場合は要注意! 避けた方がよさそうな話題があるときは、あらかじめ彼と彼女で情報共有しておくと良いですね。
結婚生活についての考え方は家庭によってかなり異なるので、具体的な話をすると両家の言い争いの原因になることも……。
将来の生活などについて、顔合わせの場ではあまり踏み込んだ話はしないほうが賢明です。
結びのあいさつ
最後はふたりからお礼を伝える形であいさつをしましょう。
記念撮影
両家の家族が揃った集合写真を撮る機会というのは、意外と少ないものです。
顔合わせの記念に、全員で写真撮影しておくことをおすすめします。
記念撮影のタイミングは必ずしも食事の後でなくても大丈夫。お酒を飲む席になりそうな場合などは、食事の前に記念撮影を済ませるのも良いでしょう。
ふたりで力を合わせて楽しい顔合わせにしましょう♡
両家顔合わせ食事会について、内容や目的、一般的な傾向、準備しておくべきことと当日の流れなどをご紹介しました。
これから結婚して親戚同士になる両家にとって、顔合わせ食事会は初めて一緒におこなうイベントとなります。
結婚するふたりにとっても、初めて一緒にとり仕切る舞台と言えそう。
ふたりでしっかりと話し合って準備して、思い出に残る食事会を実現してくださいね♡
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