結婚式で着物を着たい!種類・マナーまで徹底解説♡

日本人として着物は馴染み深いものですよね♪
お祝いの場に華を添える着物を着て結婚式に参列したい!
でも、ゲストとして着物を着るときのマナーって・・・?
今すぐ押さえておきたい着物のマナーを徹底解説します♡

2018.7.20 公開 2018.8.2 更新
この記事を書いた先輩花嫁
mimi

2017年11月25日に挙式しました♡カナダ、オーストラリアでの在住経験を生かし、ホテル業界やマスコミ業界で勤務。現在も兼業主婦+転勤族として日々忙しく過ごしています。プレ花嫁のみなさんの役に立つ情報をたくさん発信していきます♪

結婚式で着ていい着物の種類って知ってる?

七五三や成人式・卒業式など、「自分の」大切な場面で着物を着た方は多いはず*

でも「お祝いをする立場」で着物を選ぶとき、どういうものを着たらいいか迷いますよね!

着物は格式や模様、素材によって細かく分類されており、とても奥が深いものなんです。

ここでは、結婚式で着ていい着物の代表的な4種類をご説明します♡

振袖

袖を振る動作からその名が付いた振袖は、成人式の際に購入して所有している方も多いですよね♪

振袖の中でも3種類(大振袖・中振袖・小振袖)に分類され、一般的に成人式で着るものは中振袖になります。

特徴・説明

袖の袂が長い振袖は第一礼装で、未婚女性が着る最も格式の高い着物です!

豪華で若々しい柄のものが多く、着物全体に柄が入っているのが特徴*

向いている年齢

成人式の際にあつらえた振袖で、若々しく可愛らしい色・柄であれば20代半ばまで。落ち着いた色・柄であれば30代前半までOKです♪

20代前半であっても既婚者であれば振袖の着用は避けましょう!

訪問着

フォーマルシーンで着用頻度の高い訪問着は、大正初期に三越呉服店(現:三越)が銘打ち販売されたという歴史があります*

素材や柄にもよりますが、振袖や色留袖よりも比較的安価で購入できます。

特徴・説明

訪問着は色留袖の次に格式の高い準礼装で、モダン柄から古典柄までデザインがとっても豊富!

使い勝手が良く、どんなシーンでも万能に活躍してくれます♪

向いている年齢

未婚・既婚問わず、いくつでも着用OK!

落ち着いた印象になりがちなので、20代の場合は明るく華やかな色や柄を選ぶようにしましょう*

黒留袖

黒留袖はその名の通り、黒の生地で仕立てられた家紋入りの着物のこと。

模様は裾のみに施されていますが、金糸銀糸での刺繍や箔を使って着物の個性が表現されています♪

特徴・説明

黒留袖は既婚女性の最も格式の高い第一礼装*

主に新郎新婦の母親や親族の既婚女性が着るフォーマルな着物です♪

向いている年齢

既婚女性であれば、いくつでも着用できます*

年配者用は"模様が小さく色味が地味、模様の位置付けが下"の黒留袖です。

反対に若者用は"模様が豪華で色味が艶やか、かつ裾の上の方から模様が入っている"黒留袖となります♪

付け下げ

付け下げは、戦時中に華美な訪問着が禁止されたため、訪問着の格を落とし簡略化して着用したことが始まりです*

簡略式とは言え、友人の結婚式や子供の入学式などのフォーマルなシーンで着用できます!

特徴・説明

訪問着とよく似た形をした付け下げですが、訪問着よりも1つ格下でカジュアルな扱いの準礼装です。

柄は小さくシンプルで、着物の色は落ち着いたトーンのものが一般的*

向いている年齢

訪問着と一緒で未婚・既婚問わず、いくつの方でもOK♪シンプルなものが多いため、年齢が若い場合は明るめの色を着用するのがオススメです*

ただし、親族の結婚式での付け下げ着用はふさわしくないので避けましょう!

結婚式で着物を着る時の基本マナー♡

いざ結婚式で着物を着るとなると「どんなマナーがあるんだっけ?」と色々と不安になりますよね*

知っておくととっても役立つ"着物の基本マナーのあれこれ"を詳しく解説します♡

結婚式で着物を着る時の立ち振る舞い

着物を着て結婚式に参列すると、想像している以上に人の視線を集めています!

着物をより美しく着こなすための動作や仕草をいくつかご紹介します♡

立ち姿

着物を着たときは、いつもよりも少し背筋を伸ばして胸を張り、肩の力を抜いて顎を引きましょう*

また、腰を引いて体の軸をまっすぐに保つように意識すると、更に姿勢がよく見え凛とした印象になります♪

歩くとき

歩くときは足を軽く八の字にして、内股で歩幅を小さく摺り気味に。

いつもよりゆっくり歩くように心がけると、たおやかかつ優美に見えます*

座るとき

椅子の場合と正座の場合、それぞれに着物を扱うポイントがあるので注意しましょう*

椅子の場合

椅子に座る際は、帯の形が崩れないように背もたれには寄りかかってはいけません!

座面の半分くらいを目安に浅く腰掛けるようにしましょう♪

正座の場合

正座をする際は、右足を引いて太ももあたりの上前を左手で軽く押さえながら腰を落とします。押さえていた部分を右手で撫で下ろしながら床に膝を付きます*

膝はこぶし1つ分空けると着物がピンと張り綺麗にみえます♪

階段の上り下り

階段の上り下りでは裾が床に付いて汚しがちな場面。裾を汚さないように特に注意が必要です!

上るとき

上る際には「必ず右手で」太ももあたりの生地の端を少し摘んで持ち上げ、裾を踏まないように上りましょう*

両膝を擦り合わせながら内股で上るようにすると仕草が綺麗です♡

下るとき

下る際も上るときと同様に、少し生地を摘みながら持ち上げて足を真下に下ろします。

その際、少し体を斜めにすると動作が滑らかに見えます*

手を動かすとき

着物を着る上で最も気を付けたいのが袂の扱いです*

袂の動きが大きいと長襦袢がはみ出したりして、とても大雑把な人に見えてしまいます!

手や腕を動かす際は必ず片方の手で袂を軽く押さえ、できるだけ手首が露わにならないように気を配りましょう♪

結婚式の着物の色

その場をパッと華やかに彩る着物は、結婚式に着ていくと喜ばれますよね♡

着物を選ぶ際は主役の新婦さんに配慮して、派手すぎず奇抜すぎない色や柄をチョイスしましょう*

洋装の場合、白いワンピースはウェディングドレスと被るため着用NGですが、着物の場合はどうでしょうか?

実は白い着物は着用しても問題ないんです!なぜなら花嫁が着る白無垢とは被りようがないから♪

ただし、柄のない真っ白い着物や柄が地味な白い着物は避けましょう*

黒い着物は黒留袖を着ている親族と勘違いされてしまう可能性があるので、着用は控えたほうが無難です*

しかし、どうしても黒い着物が着たい!という場合は、花柄などの華やかな雰囲気のものを選びましょう♪

結婚式の着物の小物

どんな着物を着て行くか決まったら、次に悩むのが小物類ですよね!

結婚式には以下の小物を持って行くようにしましょう*

扇子

扇子は小さくて持ち運びがしやすいため、夏の暑さ対策などに1つ持参しておくと便利です♪

また、食事中に隣の方とお話をする時の口元隠しとしても使えます*

袱紗(ふくさ)

ご祝儀はむき出しの状態で持ち歩くのはご法度!必ず袱紗に包んで大切に扱いましょう♪

結婚式には暖色系の袱紗が良しとされていますので、赤やオレンジ、ピンクなどの明るい色を選ぶと◎着物に合わせて和柄の袱紗を持つと粋ですね♡

上着

会場まで電車に乗ったり人混みの中を移動する時には、着物に汚れが付かないよう、上着を着ていくことをオススメします♡

上着にも格があり、結婚式になどのフォーマルな場面で使えるのが「道行(みちゆき)」です。しかし、そこまで揃えられない場合は、ショールなどを羽織るだけでもOK!

フォーマルバッグ

和装のフォーマルバッグは、セットものだとかなり小ぶりで中身が全然入らない!なんていう事も…。

着物の雰囲気に合わせて容量の大きいバッグを用意しておくと、いざという時に安心ですね*

伊達衿

落ちついた色の着物だと少し華やかさに欠けるかも?そんな時は伊達衿で顔まわりに色を添えてみましょう♪

季節に合わせた色柄の伊達衿でコーディネートをすると、さり気なくオシャレを楽しめます♡

結婚式の着物のアクセサリー

和装の場合、シルバーやゴールドの華美なアクセサリーよりも、簪や髪に付ける小物を重視すると良いです♪

どうしてもアクセサリーを付けたい時は、一粒パールのシンプルなイヤリングやピアスがオススメ。和の雰囲気を崩さず上品に見えます♡

時計・ブレスレット・ネックレス等の装飾品の着用は着物のマナー的に相応しくないので控えましょう!

結婚式で着物をレンタルしていいの?

「成人式の振袖はレンタルだったから着物は持っていない」「振袖は持っているけど結婚したから着られない、でも訪問着は持ってない」という方も多いですよね*

そんな時に思いつくのが着物のレンタルです!でも結婚式に着て行く着物ってレンタルしたものでも良いのでしょうか?

結婚式で着物をレンタルするメリット・デメリット

結婚式で着る着物をレンタルするのは全く問題ありません!しかし、レンタルするにも良し悪しがあります。

そこで、レンタルのメリット・デメリットをご説明します*

メリット

1.購入するよりも格段に安く着物が着られる。

2.着物に必要な備品が全てセットになっている。

3.将来の流行り廃りを考えず、今着たい色柄が着られる。

4.レンタル後は返却するのみで、お手入れなどの面倒がない。

デメリット

1.気に入った着物があっても身幅サイズが合わないことがある。

2.人気のある色柄の着物は予約が取れない場合がある。

3.今後、何度も着る機会があると都度レンタルは割高になる。

購入してもその後に着る機会がない方や、流行りの色柄ものが着たいという方にはレンタルがオススメ♪

反対に、気に入った着物を長く愛用したいという方は購入した方が経済的です*

結婚式で着物をレンタルする費用相場

着物をレンタルする際の費用相場は、着物の種類や素材などでも変わってきますが、大体1万円〜4万円が一般的なようです*

着付けやヘアセットにも費用がかかりますので、ざっと5万円程と見積もっておきましょう♪


TOP画像出典: www.weddingnews.jp