予算50万円オーバー!?プランナーが語る《見落としがちな結婚式費用》って?

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式場からもらう見積もりには含まれていない《見えないお金》。知らなかった!じゃ遅いんです! 見積もり以外に必要な「結婚式費用」を解説していきます。

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結婚式の見積もりに入っていない「見えないお金」がたくさんある!

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結婚式準備の中で、一番気になるのが《お金のこと》。

しかし、会場からもらう見積もりばかりに気を取られていてはダメ!結婚式の費用には、見積もり金額以外にも必要なお金が、実はたくさんあります。

費用を高めに見積もってもらったし…なんて安心している方も要注意。
今から挙げるもの、ぜーんぶ必要な方は総額約【50万円以上】も追加になる可能性も!?

今回はウェディングプランナー歴5年以上、約600件以上もの結婚式をお手伝いしてきた私が、見積もり以外に掛かるうっかり&想定外な「お金のハナシ」をお届けします。

それぞれの費用相場も記載しているのでぜひ参考にしてください♩

結婚式準備関係6選(約14万円)

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  • 招待状の切手
  • 招待状の筆耕
  • ウェルカムスペース装飾やDIYの材料費
  • 著作権使用料
  • 試食会参加費用
  • 式場までの交通費(打ち合わせ)

招待状の切手

必要となる切手は、「封筒用」と「返信はがき用」

封筒用は84円or94円、返信はがき用は64円。招待状1通当たり最大158円が必要です。

招待状の筆耕

筆耕とは、招待状の宛名書きを代筆してもらうこと。
筆耕の相場は1通当たり200〜300円程度。
手間と費用のバランスを見て、お願いするかを検討しましょう。

ウェルカムスペースの装飾やDIYの材料費

ウェルカムスペースに飾るお花や写真立てなど、一つひとつの単価はそこまで高くないものの、こだわって集めるとある程度の追加費用に。

ウェルカムボードは外注すると、約10,000円〜20,000円更に追加になることも。

DIYは節約にもなると言われていますが、知らないうちに材料費がかさんでしまい、結局費用が膨らんでしまったという体験談も。

著作権使用料

結婚式で流す音楽にも著作権があるため、使用料が掛かります。

ここでは著作権を管理している会社に使用料を支払う、著作権料が予め含まれているCDの原盤を購入するなどの対応が必要。

一般的に披露宴で必要な楽曲は、全部で30〜40曲。全部の曲をCDで用意するとかなりの金額になるので、著作権フリーの楽曲を選んだり、中古でCDを探すなどの工夫をすると、金額は少し変わります。

試食会参加費用

結婚式で振る舞うお料理を実際に試食出来る機会。多くの新郎新婦が参加されています。

フルコースが出るので、1人当たりの参加費用は15,000円〜20,000円程度。見積もりには含まれず、試食会前に支払うケースが多いです。

両親と一緒に参加する場合は、さらに追加費用が掛かります。

式場までの交通費(遠方の場合)

今住んでいる場所と別の場所で結婚式を行う場合、打ち合わせで式場へ行くための交通費は見落としがち!リゾート婚の方は特に要注意です。

東京⇆大阪間であれば、新幹線で往復30,000円弱。車で移動する場合は、高速代や駐車場代なども意外とかさむポイント。

プランナーとの打ち合わせは全部で3〜4回。衣装打ち合わせや当日も含めると、意外と大きな金額になるので、遠方の方はここも忘れないで。

オンラインで打ち合わせを実施してくれる会場もあるので相談してみると◎ですよ!

衣装・美容関係5選(約13万円)

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  • ブライダルインナー
  • 和装小物
  • 新郎用シャツ
  • アクセサリー・シューズ
  • ネイル/マツエク/美容院などの直前美容代

ブライダルインナー

ドレスや和装の下に着用するお下着。こちらは肌に直接触れる衛生品なので、レンタルがありません。また、ご自身の衣装のデザインに合わせて準備する必要があります。

リーズナブルなものから補正力の高いものまで様々で値段も変わりますが、ご自身で手配することから、見積もりには含まれていないケースが多いです。

和装小物

花嫁和装の着付けに必ず必要なのは、《足袋》と《襦袢》。こちらもレンタルではなく購入になります。

足袋は相場1,500円〜2,000円程度。襦袢は相場2,000円〜4,000円程度。

新郎用が必要になることも忘れないで。

新郎用シャツ

こちらもインナー同様、直接肌に触れるのでレンタルがありません。フォーマル用のウィングカラーシャツを準備する必要があります。

普段のビジネス用とは異なるので、多くの男性は新しく購入する必要が出てくるでしょう。

アクセサリー・シューズ

ドレスや和装に合わせるアクセサリーや髪飾り、シューズ。多くの会場が「持ち込み可能」にしていることから、見積もりには含まれていないことも。

こだわればこだわるほど金額も大きくなります。

ネイル/マツエク/美容院などの直前美容

多くの花嫁さんが結婚式直前に利用するのが、ネイル・マツエク・美容院などのサロン。更には、シェービングや歯のホワイトニングまでとなると意外と大きな金額に。

結婚式費用の支払いが終わってホッとする前に!こちらも予め予算の中に入れておきたいです。

ゲスト・スタッフ関係4選(約30万円)

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  • お礼
  • 宿泊代/交通費(お車代)
  • ゲストの衣装・ヘアメイク

お礼

受付・友人スピーチ・余興など、結婚式をお手伝いしてくださったゲストに渡すお礼やギフト。相場は1人当たり3,000円〜5,000円程度。

また主賓や乾杯の発声をお願いした方にも、お礼をお渡しするのがマナー。1人当たり10,000円〜30,000円程。2名or3名になる場合がほとんどです。

宿泊代/交通費(お車代)

遠方から来るゲストには、交通費の半額もしくは全額をお車代として負担。また宿泊を伴う場合は、ホテルの手配や料金を新郎新婦が負担することも。

大きな金額になることもありますが、ここは削ることの出来ない費用。予めしっかり確認しておきましょう!

ゲストの衣装・ヘアメイク

お父様のモーニング、お母様の黒留袖にお着付け&ヘアセット。新郎新婦が負担する場合もあれば、親御様ご自身で負担されるケースもあります。

新郎新婦で支払う場合は、2家族で140,000円を超える大きな金額がプラスになるので、こちらも忘れずに予算に入れておきたい項目です。

お心付け

お心付けはゲストではなく、お世話になったプランナーや当日お世話になるヘアメイク・介添人などに、「本日はよろしくお願いします」の気持ちを込めて当日にお渡しするもの。

約1〜6名ほどのスタッフの方に3,000円〜10,000円をお渡しします。

簡単にいうと、チップのようなものなので必須ではありません!
お心付けをお渡しした先輩花嫁は4割ほどなので、新郎新婦お2人で話し合い、お渡しするか決めましょう*

後で慌てたくないから…お金のことはしっかりと把握しておこう!

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元プランナーの私が、お客様と打ち合わせをする中で「見落としてた!」という反応が多い項目ばかりを挙げてみました。

全部合わせると意外と大きな金額になってしまい、驚きますよね。

式場に支払う金額以外のお金も、全部ひっくるめて「結婚式費用」。これまで頑張ってきた結婚式準備が無駄にならないよう、そして後で慌ててしまわないよう、しっかりと事前に計画を立てて進めましょうね♩

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