仲人って必要?基礎知識と媒酌人・世話人・立会人との違いもご紹介!

最近の結婚では「仲人」を立てるカップルはごくわずか。でも、「結納するなら必要なのかなぁ?」など、その存在について少し気になりますよねー。
そこで今回は「仲人」さんの役割や、媒酌人・世話人・立会人との違いについてもお勉強しちゃいましょ♩

2018.5.4 公開 2018.7.30 更新
この記事を書いた先輩花嫁

数年前に卒花♡一児の母をしながら、ハンドメイドアクセサリーの制作・販売をしています。 自身の式でいろいろなアイテムをDIYしたことがきっかけで、すっかり手作りのおもしろさにハマりました。 プレ花嫁さんのテンションが上がる、キラキラで可愛いアイテムの情報をお届けできたら嬉しいです♩

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「仲人」の役割について見直してみよう!

現在でも引き継がれている「仲人」の風習。
かなり上の世代では、お見合い結婚で、かつ「仲人」を立てるのが当たり前のことでした。恋愛結婚が一般的な現在ではごく少数派に。

でも近年は若いカップルの間でも、日本の伝統的な結婚式「和婚」の良さが見直されている傾向があります。そのため、「仲人」の役割や仕事についても、いま改めて見直されてもいいかもしれませんね♡*

仲人とは?仲人の仕事も知りたい!

そもそも、「仲人」とはどんな人なのか? 現代ではあまり知られていない面も多いですよね。そこで、まずは起源や役割について見ていきましょう!

仲人とは?

「仲人」とはずばり“結婚のなかだちをする人”のこと。日本では古くから「結婚は家と家との結びつき」という考え方が主流。そのため、両家を結びつける役割を担う人が「仲人」なんですね。

仲人の起源

仲人の起源をたどっていくと、古くは五世紀はじめの古墳時代にさかのぼるとか。『古事記』や『日本書紀』に出てくる「仲立ち」という言葉が、「仲人」の始まりとされているそうです。日本の歴史の中でも、とても古くからあった風習なんですね。

かつては「仲人は親も同然」という格言があるほど、仲人の影響力は強いものだったそうです。昭和後期ごろまでは「仲人」を立てない結婚式はほとんどなかったほど。その風習がなくなってきたのは、ごく近年のことです。

仲人の種類

「仲人」に種類なんてあるの? と思った方。大きく分けて2つあるんです。それは、「引き合わせ仲人」と「頼まれ仲人」。それぞれについて次で説明しますね。

引き合わせ仲人

「引き合わせ仲人」とはその名の通り、縁談をまとめ、結納・結婚式から披露宴まで、ふたりの結婚の全てを世話する人のこと。

最近は少なくなりましたが、お見合い結婚では縁談を持ちかけた人が務める場合が多いです。

両家の格式やしきたりを重視するカップルが少なくなった今、「引き合わせ仲人」もほとんど必要なくなりました。

ただ、最近の婚活ブームもあり、「結婚相談所のカウンセラー」が、その一部分の役割を担っているのかもしれませんね*

頼まれ仲人(媒酌人)

媒酌人(ばいしゃくにん)についてご説明します*現代で「仲人」といえば、この「頼まれ仲人」を指す場合がほとんど。

結婚が決まってから頼むので、「頼まれ仲人」と呼ばれます。

「引き合わせ仲人」が不要になり、自由な挙式スタイルが増えた現在は、結婚式の場面ごとに「頼まれ仲人」を適任者にお願いするのが一般的。

仲人の仕事

では実際に仲人は何をする人なのか、もう少し具体的に説明していきますね。ちなみに役割ごとに【 】内の名称で呼ばれます!

*両家に縁談を持ちかけ、それをまとめる【世話人】
*結納品のやりとりや結納当日の進行【仲人】
*結婚式に証人として立ち会う、結婚証明書へのサインや結婚宣言をする【立会人】
*披露宴で挙式の報告、挨拶や新郎新婦の紹介をする【媒酌人】
*結婚後に結婚生活がうまくいくように相談にのる・アドバイスをする【仲人】

これらをまるっとまとめて「仲人」なんです!

もともと仲人は、ふたりの仲を取り持つ“キューピッド的な存在”♡であると同時に、結納や結婚式ではそれを手助けして見届ける証人になります。

そして結婚後は先達として、ふたりの良きアドバイザー的存在になるんですね。

世話人・立会人・媒酌人の違い

「立会人」や「媒酌人」という言葉をはじめて聞いたという方も多いかもしれませんね。

世話人・立会人・媒酌人とは、仲人の役割の一つ。ただし、「媒酌人」と「立会人」は結婚式・披露宴の時のみに使われます。

これらの違いは結婚の場面や役割によって呼び方が変わるだけ。

はじめは「世話人」で始まり、結納では「仲人」。結婚式・披露宴では「立会人」「媒酌人」。そして結婚後は「仲人」に戻ります。少しややこしいですねー*

ちなみに世話人・立会人・媒酌人は、同じ人に頼んでも違う人でも大丈夫。

ただし、格式を重んじる場合、媒酌人は社会的地位の高い人にお願いするのが一般的です。

世話人との違い

「世話人」とは、ふたりの出会いをお手伝いする人のこと。

具体的には、両家にお見合いを持ちかけて、ふたりが婚約(結納)に至るまで、お世話をする人です。

恋愛結婚が主流の現在では、ほとんど見かけません。まだ婚約していないから、厳密に言うと「仲人」ではないんですね。

立会人との違い

「立会人」は挙式のみに限定した役割のこと。結婚式で夫婦宣誓の際の証人になります。

具体的には、結婚証明書への署名(ふたりのサインの後)や、ふたりが夫婦になったことを参列者へ知らせる「結婚宣言」など。

場合によっては式中に新郎新婦のサポートなどもします。

ただし、これらは式場アテンダーや、式を執り行う聖職者などでもできるため、あえて立会人を立てる必要があるかは、ふたりの考えや挙式スタイルにもよります。

立会人を立てる場合は、基本的に親しい人にお願いすればOK!

最近人気の「人前式」では、参列者が「立会人」の役割を兼ねていますよね。

媒酌人との違い

「媒酌人」も結婚式や披露宴の時のみ使う呼び名。

「立会人」と同じく挙式に立ち会い、披露宴でゲストに「無事に挙式が終わった旨」を報告するのが役目。ゲストに挨拶をし、新郎新婦の馴れ初めやプロフィールを紹介します。

「頼まれ仲人」のことを指しますので、現代では「仲人とイコール」で使われています。

披露宴の司会者が進行することもできるので、媒酌人を立てる結婚式も最近はあまりないみたい。


TOP画像出典: www.weddingnews.jp