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結婚式は、豪勢までいかなくとも高級感は保ちたいと思っていたので、上質で洗練されたイメージの温かみを感じる式になるよう準備を進めてきました。

当初は、親族だけの少人数で結婚式をする予定だったので、少人数婚に対応していることと、遠方から親族を呼ぶためホテル婚だと尚良いという思いで式場を探しました。
その中で、ウェスティンホテル横浜は、ウッド調でナチュラルさもありつつ、高級感が感じられる雰囲気に惹かれました。挙式から披露宴がワンフロアで完結できるので、年配や子連れのゲストも移動しやすいことや、午前と午後の2部制で他の結婚式と重ならないことなどが最終的な決め手です。

挙式のカバー写真

挙式

挙式の満足度4
2023-11-11
ウェスティンホテル横浜
50人以下

挙式を行ったチャペル『樹(Tatsuki)』は、天窓から差し込む光が天然のスポットライトのように、優しく新郎新婦を包み込んでくれます。

ナチュラルな印象で、バージンロードが長すぎず、アットホームな雰囲気を出しやすいチャペルだと思います。椅子が独立しているため、参列者の人数に合わせて配置や脚数を変えることができ、バランスを整えやすく、規模感に応じた適切な空間を作り上げられるのが魅力でした。

披露宴パーティのカバー写真

披露宴パーティ

披露宴パーティの満足度4
2023-11-11
ウェスティンホテル横浜
50人以下
Ball room

披露宴会場『Ball room』は、ボール型の照明が普通のシャンデリアとは異なり、シックでお洒落な雰囲気でした。天井にはウッドが使われていて、ナチュラルな印象を出しつつも、ホテル婚らしい高級感や洗練された要素も兼ね備えています。

人数に応じて披露宴会場をフルで使うか、半分で使うかを選択できたので、私たちは半分のみ使用したのですが、そうすることで高砂の背景が窓一面になるため、カーテンの開閉と照明の明暗で印象をガラリと変えることができておすすめです。

コンセプトやこだわったこと

装花・衣装・音楽・映像・ペーパーアイテム・空間作り等、全てにこだわりを詰め込みました。
ウェスティンホテル横浜は、私たちの希望に寄り添い、こだわりたい点をなるべく尊重してくれたので、できなくて諦めたことはほぼありません。

主に親族を中心とした結婚式だったため、二人の成長や今の二人の生活を見てもらえるよう、新郎新婦クイズを取り入れたり、ホームビデオを素材としたプロフィールムービーと、二人の一日の家での過ごし方を定点カメラで撮影したエンディングムービーを流したりなど、映像にもこだわりました。

また、空間作りでは、チャペルと披露宴会場にスモークをたき、光の線を見えるようにすることで幻想的な雰囲気を演出し、高砂に置く椅子はより二人らしさを表現しつつテーマの統一感を出せるよう、普段家で使用しているカール・ハンセン&サンのYチェアを持ち込みました。

WEDDING ITEMS
ウェディングアイテム

FIRST DRESS
ドレス 1着目

ブランド
ANTONIO RIVA
ショップ
PRINCESSS GARDEN

ドレスショップ『PRINCESSS GARDEN』の横浜店にてレンタルした、ANTONIO RIVAの SIBILLAというドレスを選びました。ANTONIO RIVAのドレスを着ることが夢で、1着目に試着したドレスです。
なんといってもドレスの立体感、360度どこから見ても映えるデザイン、特にバックコンシャスで後ろ姿が可愛く、くるんとした裾も歩く度に動きが出て素敵なところがお気に入りです。

夫はTHE PULLMAN TAILOR & VINTAGEのオーダータキシードを着ました。ワイドめに仕上げたパンツがこだわりポイントです。タキシードやベストの裏地にはシャンパンゴールドを使用し、さりげない上品さを出しています。

SECOND DRESS
ドレス 2着目

ブランド
NAEEM KHAN
ショップ
PRINCESSS GARDEN

2着目は、NAEEM KHANのNiagaraというドレスです。ウェディングドレス同様『PRINCESSS GARDEN』でレンタルしました。
2着ともウェディングドレスにするかを最後まで悩み続けていたところ、挙式まで2ヶ月を切ったタイミングで出会ったのがこのドレスです。

ホルターネックでヘルシーな印象を与えつつ、全体に施されている流れるようなデザインの刺繍が特徴的な1着です。背中が大きめに開いており、抜け感があるのも素敵でした。 軽くて動きやすいため、お色直しに丁度良かったと思います。
同じウェディングドレスでも、素材感やデザインで1着目のSIBILLAと変化が感じられたことと、あまり着用している花嫁さんを見かけなかったことが決め手になりました。

夫はTHE PULLMAN TAILOR & VINTAGEでレンタルしたダブルのタキシードを着用し、よりクラシカルな雰囲気を出しました。ワインレッドに柄のあるタキシードは、髪色にもマッチしていて良かったです。私がウェディングドレス2着だったため、夫はカラーで変化をつけるという遊び心を演出できたと思います。

SHOES
シューズ

BOTTEGA VENETAのストレッチレースアップサンダルを履きました。カラーはトワールです。
抜け感があるデザインと、レースアップなので靴の安定感もあり、とても疲れにくく歩きやすい点が決め手でした。
最低でも12cmヒールを履いて欲しいと言われていたところ、9cmヒールだったので悩みましたが、ウェディングシューズとしてだけではなく、今後長く大切に履いていける思い出の品になると思い、こちらを購入しました。

綺麗にドレスが着られるよう、パニエの形などの調整を重ねてくださった『PRINCESSS GARDEN』の担当者様には感謝しかないです!

HAIR & MAKEUP
ヘアメイクのポイント

ヘアメイクのコンセプトは「シンプルさの中にこだわりを詰め込む」です。

1着目では、艶感のあるタイトヘアをテーマに、ただのお団子ではなく髪の束ね方に一捻りを加え、おくれ毛の巻き具合、前髪の束感など細部にもこだわりを持たせました。

2着目は、ドレスの流れるような刺繍に合わせたヘアスタイルをテーマに、ワンカールのダウンスタイルにし、フィンガーウェーブにパールをあしらいました。

どちらのスタイルもあえてヘッドアクセサリーはつけず、金箔やパールのみで仕上げています。

ACCESSORIES
アクセサリー

1着目はaokiyuriのパールイヤリングを着用しました。左右で異なるイヤリングをバランスを考えながらチョイスしています。

2着目は同じaokiyuriのパールイヤリングを別の場所につけ替えて、自作のパールピアスも混ぜて使用し、ドレスに合わせ流れるようなラインを意識した配置にしたのがポイントです。

NAILS
ネイル

白を基調としつつ、差し色に装花の色味を取り入れたニュアンスネイルです。

FLOWERS
メインで使った花や装花のテイスト

メインで使ったお花は、カラー・アンスリウム・シンビジウム・オンシジウム・ダリア・デルフィニウム・雲竜柳などです。テーマカラーであるブラウン味のあるレッド、オレンジ、モスグリーンに合わせた秋らしい色味でまとめました。

チャペルは、正面祭壇に細い花器を用いて、スチールグラスやベアグラスといった線が際立つ植物を使用し、スタイリッシュなコーディネートにしました。バージンロードの装花は、披露宴会場と合わせてカラーを使い、シックな印象にしています。

披露宴会場の装花は、洗練されたシンプルさをテーマに、抜け感とバランスにこだわりました。
高砂装花は、同じ種類のお花を一つの花器にまとめて生けることでまとまりを出し、高さのあるラックを使い高低差を活かした配置にすることで、顔周りを華やかに演出しています。ナチュラルながら存在感のある雲竜柳を使用したのもこだわり要素の一つです。

今回お願いしたフローリストさんは、チャペルはリベルテさん、披露宴会場の装花はムサ・ジャパンさんです。
当日の仕上がりは、まさに「理想通り!」でした。装花はこだわりが詰まりすぎていて、打ち合わせの回数も当初の予定より増やして綿密に議論していたので、希望通りの装花を見た時はとても嬉しかったです!
参考画像やイラストで認識のすり合わせを行っていましたが、当日見るまで認識にズレがないか不安な気持ちは少なからずあったので、結果にとても満足しています。

FOOD
お料理のこだわり

お料理は、試食を踏まえいくつかのコースを掛け合わせたものに変更しました。また、魚料理のソースを変えてもらい、ハード系のパンが食べられないゲストもいたので、ソフトな食感のパンを用意するなど、ゲストの好みの味覚に合わせた調整をしていただけて感謝しています。

WEDDING CAKE
ウェディングケーキ

一段のケーキにシンビジウムで装飾を施し、クリームの塗り方にもこだわりました。さらに、ケーキの周りには持ち込んだジョーゼットを敷き、その上にもシンビジウムを散らせることで、テーブル全体をコーディネートしています。

WEDDING FAVORS
引出物

親族にはカタログギフト・ロブションのアソートメントを、友人にはEスタンダードのヘアケアアイテム・モルトンブラウンのハンドウォッシュ・ロブションのケーキを贈りました。

PETITE GIFTS
プチギフト

プチギフトはAND THE FRIETです。

ENGAGEMENT RING
婚約指輪

shiharaのリングです。
特徴的で洗練されたデザインと、結婚指輪との重ねづけがより可愛いところが気に入っています。

WEDDING RING
結婚指輪

婚約指輪と同じshiharaのリングです。
夫婦で太さ違いのお揃いのものにしました。

Q&A
先輩花嫁に質問

結婚式で一番感動したこと

式が始まる前、1着目のドレスSIBILLAを着用して移動する際、歩きやすさを重視してドレスを持っていたところ、シワになりやすい素材だからか、正面に目立つシワができてしまい気分が落ち込んでしまう場面がありました。すると、衣装担当の方がドレスショップからスチームアイロンを持って飛んで来てくれて、式前にドレスの状態回復を行ってくださったことに感動しました。その後、シワにならないように丁寧なサポートをしてくださった会場スタッフさんにも感謝しています。

他にも、友人と夫のスピーチに感動しました。
どちらも愛に溢れていて涙が止まりませんでした。夫のスピーチには、参列者に対する感謝の思いだけでなく、私に対するメッセージや今後の抱負などが込められていました。普段は聞けないような熱い気持ちを聞くことができ、改めて夫と結婚して良かったと思えた瞬間です。

二人らしさとは

バランスが取れていること、飾りすぎないことが二人らしさかなと思います。
私たちの“空気感”に二人らしさが表れると思っていたので、その空気感を感じてもらうことが結婚式で重視したことです。

嬉しかった参加者の反応

映像やウェルカムスペースの装飾がとても好評でした。
また「二人らしさがたくさん詰まっているね」という言葉をもらえたことも嬉しかったです。

私にとって結婚とは

"人生を豊かにしてくれるもの"です。

後悔していること

【ヘアメイク】
お色直しヘアをダウンスタイルにした結果、縛り癖が残ったままのダウンスタイルとなってしまい、綺麗なストレートワンカールにはならなかったので、お色直しをストレートヘアにする予定の花嫁さんはちゃんと縛り癖が取れているか確認することを強くおすすめします。または、ダウンスタイルでも巻き髪にすると良いかも知れません。

【チャペルの照明】
照明を抑えた自然光の色味が好みだったので、リハーサルのタイミングで照明の明暗を調整したものの、ミスコミュニケーションにより本番は希望通りの照明にできませんでした。

【撮影時間、カメラマンの数】
館内撮影で多くの写真を残したかったので、事前に交渉させていただき通常より準備の開始時間を早め、撮影時間をプラスで確保いただいておりました。それでも慌ただしく移動しながらの撮影だったので、撮りたい場所や撮り方など事前に撮影指示書をしっかりとまとめておくことをおすすめします。
また、お色直しのドレス姿はほぼ写真が残っておらず、式後は撮影時間が全く確保できなかったことも後悔ポイントです。

夫の職業柄、写真と映像のカメラマンは持ち込みました。映像は三人と定点カメラで豊富な素材があったものの写真は一人にお願いしていたので、写真も複数名にお願いしていた方が同じシーンでもいろんなアングルからの写真を残すことができたのだと思います。写真で残すことを重視される花嫁さんの場合は写真のカメラマンを多めにお願いすると良いかもしれません。
普段ウェディングを撮り慣れたカメラマンに依頼することで素材不足は多少解消されるものもあると思いますが、どれだけ丁寧に撮影指示書を作成していても撮影時間とカメラマンの人数次第で収められる写真の量も変わってくると思うので、しっかり検討することが必要だと感じました。

やりたかったけれど諦めたこと

フラワーシャワーの際、写真や映像映えを求め、お花の浮遊時間を増やすための送付機の設置を検討し議論もしていたのですが、現実的ではなく諦めました。代替案として造花だけでなく羽根も混ぜることで浮遊時間の差をつけることができたので、結果として写真でも綺麗に舞っておりよかったです。

節約のための工夫

ペーパーアイテムはプリントパックなどを駆使して自作し、映像も夫が制作しました。
フラワーシャワーや、全くこだわりのなかったグローブなどはSHEINで購入することで、節約に繋がったと思います。

MESSAGES
後輩プレ花嫁さんへのメッセージ

準備期間にたくさん情報収集をし、計画的に行動することで、妥協せずこだわりと理想をたくさん詰め込んだ結婚式が実現できるはずです!
特に、先輩花嫁さんのレポートやInstagramからの情報収集がとても役に立ちました。

私たちが式を挙げたウェスティンホテル横浜は、スタッフさんの対応力が素晴らしく「人」に惚れました。式場見学を担当してくださった方、当日までの担当をしてくださったプランナーさん、どの方も私たちに寄り添った丁寧な対応をしてくださるだけでなく、より良いものを一緒に作り上げるという意識で対応していただき、とても心強い味方でした!

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