

momoriko
趣味の旅行とダイビングをテーマに、全体の世界観を作り込みました。
ゲストには「今から一緒に旅へ出発するような気持ちになってほしい」という思いから、披露宴会場に足を踏み入れた瞬間、まるで海の中へ到着したような雰囲気を味わってもらえるようレイアウトを工夫しています。
受付ではウェディングパスポートをお渡しし、エスコートカードは航空券をイメージしたデザインに仕上げました。
式場の決め手は、見学時の担当プランナーさんとの相性がとても良かったことです。どれだけ自分たちが準備を頑張って理想の式をつくろうとしても「スタッフの対応がイマイチだと参列者の方が残念に感じてしまうかもしれない」と思っていたので、この点は大切だと考えていました。
結果、当日はキャストの皆様が本当に丁寧で温かい対応をしてくださり、ゲストからも「スタッフさんの対応がすごく良かった!」と嬉しい声をいただくことができました。

挙式
地下2階にあるチャペルは天井が高く、空間全体が広々として見えます。さらに、天候に左右されないという点も魅力で、曇りや雨の日でも明るく綺麗な写真を残すことができました。

披露宴パーティ
入場スタイルは、扉からの入場・糸がカーテンのように垂れた「糸カーテン」の裏からの入場・テラスからの入場と、3パターンから選べるので演出の幅が広がり、とても楽しかったです。
また、ワンフロアに披露宴会場・トイレ・喫煙所がすべて揃っているため、他の式のゲストと鉢合わせる心配もなく、貸切のような特別感を味わえたのも良いポイントでした。
コンセプトやこだわったこと
とにかくゲストに楽しんでもらい、私たち自身も思いきり楽しむことを大切にしながら準備を進めました。受付ではパスポートや航空券をモチーフにしたアイテムを手にしてもらい、待ち時間からワクワクしてもらえるよう工夫しています。
挙式はおふざけなしの真剣な雰囲気にしたかったため、セオリー通りの人前式を選び、しっかりと感動が伝わる内容にしました。一方で披露宴は、登場から両親への手紙までは盛り上がりを中心に、手紙以降の退場までは再び感動へと流れが戻る構成にしています。
披露宴会場では、待ち時間も飽きないようプロフィールブックを席に置き、席札はサングラスにして写真を撮りながら楽しめるような仕掛けを用意しました。
「人と一味違う式にしたい」と考え、受付スペースには万年日焼けしている夫の“4月の顔色当てクイズ”を置き、遊び心を加えています。
お色直し後には、夫が正解の顔パネルを持って登場し、サカナクションの「新宝島」に合わせて後ろ向き入場、振り返って答え合わせをするという演出で、ゲストに笑ってもらえる時間をつくりました。
さらに最後の両親への手紙は、新婦だけが読む一般的なスタイルではなく、新郎新婦の幼少期からの写真をまとめたスライドショーに変更し、家族への感謝が自然と伝わる締めくくりにしています。

WEDDING ITEMSウェディングアイテム
FIRST DRESSドレス 1着目

ドレスはオーダーメイドにし、チャペルの扉が開いた瞬間にしっかりと印象に残るよう、ボリュームのあるスカートにこだわりました。
SECOND DRESSドレス 2着目

こちらもオーダーメイドにし、会場の “海” というテーマに合わせて、水色と薄いグレーのグラデーションが重なるフワフワのドレスにしました。波の動きを思わせるデザインで、まるで海の中にいるような雰囲気を表現できる一着に仕上がったと思います。
SHOESシューズ

キラキラしたアイテムが好きなので、シルバーのラメがあしらわれたヒールを選びました。夫との身長差が一番綺麗に見えるよう、細かく計算してヒールの高さを決めています。
HAIR & MAKEUPヘアメイクのポイント

ラメが好きなので、アイメイクはとにかくきらめきのあるアイシャドウで仕上げてもらいました。多幸感が出るようにほんのりとチークを入れてもらい、全体的にはツヤをしっかりと感じられるメイクにしています。
ヘアセットは、挙式では後ろで高めにまとめて上品な印象にし、披露宴では伸ばしていた髪を活かしたダウンスタイルに変えました。お色直し後は流行りの“クラゲヘア”にしてもらい、雰囲気の変化を楽しめるようにしたのがこだわりです。
ACCESSORIESアクセサリー

挙式では装飾をシンプルにまとめたくて、一粒パールのピアスをつけました。それに合わせてパールがあしらわれたベールをまとい、グローブではなくパール付きのアームカバーのようなデザインを取り入れています。
披露宴の再入場では、アクセサリーを貝のようなデザインのピアスに変更し、アームカバーもパフスリーブにチェンジしています。ドレス自体は同じでも、雰囲気がガラッと変わる演出ができたと思います。
お色直し後はドレスに合わせて水色のピアスをつけました。
HEAD ACCESSORIESヘッドアクセサリー

挙式ではピアスに合わせてパールがあしらわれたベールをまとい、披露宴の再入場はダウンスタイルに白いリボンをつけ雰囲気を変えています。
お色直し後は、水色の花のヘアアクセサリーをちりばめてもらいました。
NAILSネイル

ミラーフレンチにしてもらい、薬指だけ埋めつくしのキラキラにしてもらいました。
FLOWERSメインで使った花や装花のテイスト

お花の種類には特にこだわりはなく、会場が海の中のイメージだったので、サンゴを連想させる白い枝を多めに入れてもらいました。他にも、貝やヒトデなどを取り入れて、お花の色は水色や青を中心にしてもらったのがこだわりです。
当日は、想像以上の可愛い仕上がりで、とても嬉しかったです。
FOODお料理のこだわり

美味しいと感じてもらえることに加え、量も適切になるよう工夫しました。ゲストの方からは「ご飯がとにかく美味しかった!」「お肉が最高!」と喜んでもらえたので良かったです。
WEDDING CAKEウェディングケーキ

海をイメージしたスクエア型のケーキを用意しました。ケーキ入刀は行わず、ウェットスーツ姿の私たち二人のアクリルスタンドを作り、海にダイブするような演出にしたのがこだわりです。
WEDDING FAVORS引出物

遠方からのゲストが多かったため、荷物にならないように、引菓子・引出物・縁起物すべてを自分で選べるカタログギフトカードをお渡ししました。ゲストの方からは「小さい紙袋1つで身軽に帰れて助かった」と喜んでいただけました。
また「自分の好みのものを選べて良かった」との声もいただき、とても嬉しかったです。
PETITE GIFTSプチギフト
あまりこだわりはなかったため、予算内で見た目が可愛いものを選びました。
ENGAGEMENT RING婚約指輪

内側の色が選べる「ビジュピコ」のSORAでリングを作りました。色合いも自分で自由に決めることができるため、内側はエメラルドグリーンの海をイメージした色にしたのがお気に入りです。
WEDDING RING結婚指輪

婚約指輪と同じブランドで作り、こちらも内側の色を選べる仕様にしました。婚約指輪と重ね付けできるデザインにして、内側はブルーのグラデーションと、二人の好きなマンタの刻印を入れています。特別なリングに仕上がり大満足です。
Q&A先輩花嫁に質問
結婚式で一番感動したこと

自分の大切な人たちだけが集まった、心からくつろげる空間を体感できたことに感動しました。また、普段はなかなか見ることのできない両親の表情に触れた瞬間、思わずグッときました。
二人らしさとは

私たちにとっての二人らしさは「明るい雰囲気、空気感作り」です。
嬉しかった参加者の反応

「今まで行った結婚式の中で一番楽しかった!」と言ってもらえたことや、絶対泣かないと思っていたゲストが涙を流してくれていたことが、とても嬉しかったです。
私にとって結婚とは

元は赤の他人だった人が、家族となりそばで支えてくれて、絶対的な味方であるという安心感を毎日実感できることです。
後悔していること
母とのツーショットを撮り損ねてしまったことです。父や妹とはツーショットを撮っていたものの、周りへの挨拶やお礼に気を取られていた母との写真が少ないと感じました。
やりたかったけれど諦めたこと

やりたかった事はやり尽くしました!
節約のための工夫

情報収集をとにかく行うことです。式場探しを始める前から、さまざまな工夫をしている先輩花嫁の情報を集めておくことが大切だと思います。
MESSAGES後輩プレ花嫁さんへのメッセージ

式の準備にはとても長い時間がかかるのに、式当日は驚くほどあっという間に終わってしまいます。「目に焼き付けておきたい」と思っていたのに、ほとんど覚えていません。
そのため、記録映像は少し高くても、絶対に頼むべきです。
一生に一度の晴れ舞台を、記憶だけではなく記録としても残しておけば、いつでも振り返ることができ、式当日に戻ったような気持ちになれると思います。
私たちの担当プランナーさんはとてもしっかりされていて、こだわりの強い私たちの意見もきちんと理解してくれました。「こんな風にしたい」と意見を伝えると、必ず「素敵です」と肯定してくださり、毎回の打ち合わせが本当に楽しかったです。
結婚式が終わってしまうと、プランナーさんに会えなくなることがとても寂しく感じるくらい、大好きになりました。
笑顔が素敵なプランナーさんは、これからもたくさんの新郎新婦を幸せにしてくれると思います!


























