縁談に欠かせない【釣書】ってなに?書き方やマナー、好印象のコツをご紹介*

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釣書とはお見合いの時に交わされる書面で、直接会う前に仲介人を通じて「自己紹介書」のようなものを渡すことを指します* その釣書を見て、実際にお見合いを行うかどうか互いに判断する材料となっているので、釣書の段階からお見合いはスタートしているんです!正しい釣書の書き方や好印象を与えるコツをご紹介します*

釣書(つりしょ)とは?

『釣書』(つりしょ・つりがき)とは、『身上書』(しんじょうしょ)ともいい、
いわば自分のプロフィールを書いた自己紹介書のようなもの

基本的に仲介者を通してお見合いの時に必要で、氏名・生年月日・住所などが書かれた釣書を当人同士が交換することを指します。

関西圏では「釣書」、関東圏では「身上書」と呼ばれることが多いです。

釣書の内容次第であなたのイメージが変わってくるので、縁談には重要な書面になります。
場合によっては会っていただけない場合も。

ここでは、釣書の書き方やポイント、好印象を与える書き方をご紹介します。
お見合いを予定されているかたはぜひ参考にしてみてください*

釣書の【書き方見本】3パターン

まずは実際に釣書とはどのような物なのか、そのような形式で書くのか、釣書の書き方見本を3パターンご紹介します*

釣書のマナー【用紙封筒の選び方・好印象な書き方】

釣書を用意する時は、必ず両家で用意するようにしましょう!
どちらか一方だけが用意していた、ということのないように気をつけてください。

マナー《用紙・封筒・筆記具の選び方》

正式な書き方は「奉書と呼ばれる和紙に筆書き」になるのでより印象を良くしたい場合は、この組み合わせを選ぶと良いでしょう。

【用紙】

  • 和紙 or 上質紙 or 便箋
  • A4 or B5程度のサイズ または便箋サイズ
  • 白無地、縦の罫線入りどちらでもOK
  • デザイン入りのものは極力避ける

用紙は罫線が入っていない方がより正式になりますが、まっすぐ書く自身がない方は縦罫線入りの方が綺麗に書けます。その場合、罫線幅12mmのものを選ぶのもおすすめです。

【封筒】

  • 白無地(郵便番号枠がないもの)
  • 和紙 or 上質紙(中に入れる用紙に合わせる)
  • 用紙の大きさに合わせて封筒サイズを変える
  • 釣書を入れる封筒の一回り大きいサイズの封筒も用意

封筒は2種類用意します。(釣書を入れる用・釣書を入れた封筒を入れる用)
釣書を入れる用の封筒は下記サイズを選ぶと良いでしょう。
用紙がB5横3つ折り : 長形4号定形(90×205mm)
用紙がA43つ折り  : 長形3号    (120mm×235mm)

【筆記具】

  • 毛筆 or 筆ペン or 万年筆 or ボールペン
  • 黒インク

ボールペンだとカジュアルな印象になってしまうので、筆がおすすめです*

マナー《書き方》

  • 両家で同じ情報量を記載
  • 手書き
  • 縦書き
  • 書き損じは一から書き直し
  • 複数枚必要な時もすべて手書き(コピーNG)
釣書は手書きが基本です!パソコンは避けましょう。
文字からは人柄や丁寧に書けば誠実さも伝わるので、印象が良くなり自身のアピールにもなります。
どうしても字に自身がないという方は、代筆を依頼してもOKです。周りの字のきれいな人や代筆業者に依頼しましょう。
書き間違えた場合は、必ず一から書き直しましょう!
修正ペンやテープ、二重線を引いたりするのはNGです。

マナー《用紙の折り方・封筒の入れ方》

【用紙】

  • 三つ折り(向きに注意)

用紙を三つ折りにするときは、向きに注意します!
最初に読む部分が上になるようにおります。

【封筒】

  • 「釣書」と表書き
  • のり付けはしない
  • 釣書を入れた封筒を一回り大きい封筒に封入

釣書を封筒に入れた後は、汚れないようにするために、さらに封筒に入れます
その封筒は「白・のり付けなし」「表書きなし」となります。

同封写真

  • スタジオ撮影のもの1枚(フォーマルな服装)
  • スナップ写真1〜2枚(普段通りの服装)

通常、釣書には写真を同封します。(恋愛結婚の場合はその限りではありません)

お見合い用の正式の写真と、普段のあなたが分かるスナップ写真を同封します。

スタジオ撮影では下記の服装で撮影をすると良いでしょう。
男性:スーツ(ネクタイ〜靴まで小物も清潔感のある物)
女性:ワンピース、振袖(清楚な印象の物)

スナップ写真は、笑顔で写っているものや明るい雰囲気の写真を選びましょう!
普段通りといっても、派手な色味や露出が多い服装の写真は避けます。

また、友人同士で写っているものではなく、1人または家族と写っている写真を選びましょう。

好印象を与えるコツ

  • 正確丁寧に作成する
  • 受け取る相手のことを考える
  • 会ってみたい!と思わせる魅力的な内容

受け取る相手のことを考え、正確丁寧に作成することが大切です。
釣書の作成からすでにお見合いはスタートしています!

自分を良く見せたいばかりに、嘘や過剰な盛りすぎは禁物。
トラブルにも繋がるので、誤魔化さず正しく記載しましょう!

上質な紙、丁寧な文字で書かれた書面は受け取った側も気分が良いもの。
文字からは人柄や丁寧に書けば誠実さも伝わるので、印象が良くなり自身のアピールにもなります。

雑に書いたものは相手にも伝わります。
前向きでないのかな、軽くみられているのかなと捉えられてしまうことも。

相手が会ってみたい!と思うような正確で魅力のある釣書を作成しましょう!

釣書の【書き方・内容】

書く内容など両家で十分なすり合わせを行いましょう!

例えば、親戚はどこまで記載するのか、学歴や過去の職歴なども書くのかなど『同じ情報量で記載する』ことが大切です。

氏名

略字は避け、戸籍に使用されている正式な漢字で記載します。
読み方が難しい名前であればふりがなも添えましょう。

生年月日

「和暦(西暦)○年○月○日生」と記載します。
西暦ではなく、和暦を使用するのが一般的です。
年齢の記載は不要です。

本籍地・現住所

都道府県から書き始め、「丁目・番・号」まで省略せずに記載します。
マンションやアパートであれば、建物名や部屋番号まで略さずに記入します。
地名が読みにくいい場合は、ふりがなを添えましょう。

また本籍地と現住所は一致するとは限りません。
本籍地が不安な方は、事前に役所で書類を用意するなどするといいでしょう。

学歴

中学校卒業以降の学歴を「和暦○○年三月○○中学校卒業」という形で記載します。
大学卒の場合は、学部学科名まで記載します。

名門幼稚園、名門小学校を卒業しているのであれば、アピールポイントになるのでそこから記載する場合もあります。

予備校や留年などの経歴は書かなくても問題ありませんが、中途退学している場合は正直に書きましょう。
前向きな理由や事情を添えることをおすすめします。

職歴・現勤務先

最終学歴以降の職歴を記載します。パートやアルバイトは省きます。

転職の回数が多くあまり良い印象を与えないかもと感じる場合は、現在の勤務先のみでも問題ありません。
どうしても記載する必要が場合は、前向きな理由を添えましょう。

現在の勤務先は、正式な会社名・部署名・役職を記載します。
さらに業種や職種について書かれていると親切です。

また男性の場合は、経済力が重要ポイントとなることが多いため、年収を明記するケースもあります。

資格

運転免許や国家資格などの資格を記載します。
特別好印象を与える資格以外は細かく書く必要はなく、なければ省いてもかまいません。

資格をたくさん持っている場合はすべて書くのではなく、「運転免許+3~5つに絞り国家資格の順」に記載するといいでしょう。

趣味・特技

趣味や特技は、自分をアピールする最大の項目です。
その人の好みや生活スタイルが知れる部分であり、相性を判断する上で重要なポイントになります。

縁談時の話がスムーズに進んだり、盛り上がったりすることも。

書き方に工夫ができる項目なので、なるべく具体的に書くことをおすすめします。

  • スポーツ⇨野球、サッカー、観戦、好きなチームなど
  • 音楽鑑賞⇨好きなジャンル、作家、アーティストなど
  • 読書  ⇨好きなジャンル、小説家など

自分の魅力が伝わるように、工夫して書きましょう。

宗教

宗教上の理由で生活に制限がある場合など記載しましょう。

信仰上の理由での習慣や食の禁忌など、後々のトラブルを避けるためにもあらかじめ伝えておくことをおすすめします。

身長・体重

身長は必須項目ですが、体重は大まかな記載でも問題ありません。

釣書には写真を同封するので、イメージや雰囲気は伝わります。
女性など体重を正確に書くことに抵抗がある方は。「小柄・標準体重」など大まかに記載しましょう。

既往歴

これまでにかかった病気や手術を記載します。

特に健康上に問題がなければ、「良好・既往症なし」などと記載します。

既往歴がある場合は、持病はあるが日常生活には支障がない、通院(3ヶ月に1度など)の必要があるのか、などを記載しておくといいでしょう。

その他

結婚後の生活を送る上で重要だと思われる点や自身のアピールしたい点を記載します。

  • 親との同居
  • 子供の人数
  • ペットの有無
  • アレルギー
  • お金の借り入れやローン
  • 離婚歴

など、必ず記載する必要はありませんが、早めに伝えておくのがベターです。

釣書を【渡すタイミング】

釣書・身上書

縁談・お見合いの話があったタイミングで仲人・世話人に渡します。

相手が仲人を通じて釣書を受け取り、その内容次第でお互いにお見合いをするかどうかを判断します。
仲人を通して相手に届くのものなので、釣書の風は開けたまま渡すようにしましょう。

恋愛結婚の場合は、相手方の両親へ挨拶に行く時に渡すことが多いです。

家族書・親族書

家族書・親族書は、結納の場や両家顔合わせの際に交換します。

本来は結納の場で交換するものですが、近年では結納を行わないことも増えています。
その場合は、両家顔合わせ食事会の際に交換することが多いです。

こちらも会話に困った時には、話のネタにしてみましょう。

【家族書・親族書】とは?書き方と見本画像

家族書・親族書は、その名の通り「家族・親族の情報」を記載したものです。
昔は「親族一同が結婚を認めている」という証書代わりにもなっていました。

渡すタイミングは、結納や顔合わせの際に用意するのが一般的です。
お見合いの時点では必ずしも必要なものではありませんが、釣書と同封を求められることもあります。
仲介者からの連絡があれば用意しましょう!

1親等の父・母の順に書き始め、兄弟姉妹を年齢順に記載します。

両親が離婚している場合 :父もしくは母のみ記載
両親がなくなっている場合:基本は記載なし(記載する場合は、名前の上に小さく(故)(亡)とかく)

また家族書の祖父母は、同居している場合は記載しますが、別居の場合は省略されることもあります。

記載する項目は簡略化されてきていることが多いです。
しかし以下の項目の記載を依頼される場合もあります。

  • 生年月日
  • 住所
  • 最終学歴
  • 勤務先
  • 部署
  • 役職

一方、学歴や役職までの記載に関しては不快に感じる方もいます。
地域差やご家族の考え方があるので、どこまでの内容を書くのかは事前に仲介人にしっかり確認をしておきましょう!

家族書の書き方見本

兄弟が遠方に住んでいる場合なども、書面には記さず口頭で伝えても問題ありません。

親族書の書き方見本

父方・母方に分け、本人から見ておじ・おばにあたる方をご夫婦ともに書きます。
本人の姉妹が結婚して家を出ている場合は、姉妹家族→おじ・おばの順に書き記します。

【姉妹が結婚して家を出ている場合】

釣書は【恋愛結婚でも必要?】

恋愛結婚の場合、基本的には釣書は必要ありません
しかし、自分や相手方の両親・家族から要望があれば交換を行う場合があります。

どこまでの内容にするのかは両家ご両親の意向をうかがい、必ず両家で内容を揃えましょう

渡すタイミングは、相手方の両親へ挨拶に行く時に渡すことが多いです。

緊張していて会話に詰まってしまっても、釣書があることで仕事や趣味などの話題で会話が弾むようになるでしょう。

丁寧な文字が第一印象を決める!

釣書は、お見合いで顔を合わせる前の好印象を与える第一ステップ!

手書きで丁寧に書くことで誠実さが伝わります*
また両家で内容を揃えることも大切なことの一つ。

第一印象良く、縁談に進めるように釣書を書きましょう*

ウェディングニュースLINEコンシェルジュ
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