Momoho

FIRST DRESS

ドレス 1着目

ベル型でサテン生地のドレスに一目惚れしました。フワフワしたレースは好まず、だからといってマーメイドドレスは低身長で童顔のため着こなせる自信がなかったのですが“THEウェディングドレス！というものも着たい‥”という状態で、試着前はそんなわがままな要望でドレスが見つかるのかと自分の中でイメージするのも難しかったです。

しかし、そんな心配とは裏腹に初めての試着ですぐに決まりました。腰から裾にかけて丸くベルのように広がっているのがベル型の良いところでありつつそれだけではプリンセス感がでてしまいますが、両側に3折りずつヒダもあるためプリンセス感が無くウェディングドレス感もあり、サテン生地のため大人っぽくシックにもなれ、ウエストが細く絞ってあるところがスタイリッシュで一目惚れの即決でした。

また、ヘッドドレスやネックレス・ピアスはシルバーで統一したかったため、ドレスの胸元がキラキラしているとガチャガチャした印象になるので、胸元はシンプルに細かく刺繍がされているのも決め手です。

衣装担当のスタッフさんは最初から私の好みをすぐに理解していただいて、とてもスムーズでしたし、時間があると駆け寄って来てくれたり、前撮りを見に来てくれたり、当日も始まる前に顔出してくれたりと、いつも自然と笑みがこぼれていました。

SECOND DRESS

ドレス 2着目

ブランド

KIYOKO HATA

ショップ

ブライダルナガノ・コスチューム

KIYOKO HATAで品番がKH-0486のグレーのドレスをお色直しで着用しました。

胸元にグリッターが埋め尽くされていて、暗いブルー・グレー・くすみカラーのグラデーションの中に、グリッターが散りばめられたチュール生地が混ざっているデザインがドストライクでこちらも一目惚れでした。大人っぽく着こなせて、何よりボリューム感がすごく出るドレスで、披露宴などで照明が当たるとグリッターがキラキラしてゴージャス感がでるところがとてもキレイです。

コロナ禍で2年の延期をしたのですが、2年前に挙式する予定で探していた時に新作だったドレスで、今でもすごく人気だそうで取り扱い店も少ないため5ヶ月前から探しました。長野にある『ブライダルナガノ・コスチューム』さんにお世話になって念願のドレスを着ることができ、親族やゲストにもすごく好評でドレスについてたくさん聞かれて嬉しかったです。大満足の1着に出会えました。

THIRD DRESS

ドレス 3着目

前撮りではワインレッドのドレスを着用しました。先に結婚式当日のお色直しのドレスの色をブルーグレーに決めていたので、真逆の色を選びました。

私の外見は原色や淡い色やパステルを着てしまうと子供っぽい印象になってしまうので、ワインレッドのように少し暗い赤で大人っぽく見えるようなドレスを選んだところがポイントです。
カラードレスではヘッドドレスとピアスのみでネックレスはつけたくなかったので、胸元がキラキラしているドレスを優先して見ていましたが、色味と胸元から腰、腰から下まで広がるキラキラとした刺繍が好みでした。

実はそれより前に決めていたワインレッドのドレスがあったのですが、最終フィッティングの時に入口から見えていて、入荷したばかりのこのドレスが目に止まり、予約が空いていたので最終的にギリギリで変更していただいたドレスです。これも結果的に一目惚れで決めました。

SHOES

シューズ

当日は、カラードレスをレンタルしたドレスショップで小物類の貸出を提供していただき、12cmヒールの白いパンプスを着用しました。
前撮りで着用したのは、持込みで白いグリッターの普段でも使えるような7cmヒールのパンプスです。

HAIR & MAKEUP

ヘアメイクのポイント

ヘアメイク

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挙式ではアップスタイルにしました。ポイントは、前髪だけ外巻きにカールさせて、余計な髪の毛が出ないよう後毛は出さずピシッとしつつ、でもピシッとしすぎるのも披露宴で予定しているヘアスタイルに影響するので、少し結び目から引っ張って抑揚をつけてもらったところです。

披露宴の入場時は、アップスタイルは変えずに後毛を出し、ヘッドドレスに合わせてフワッと柔らかい印象に少しだけ変えました。

お色直しはタマネギヘアです。ドレスの印象に合わせて大人っぽくするために、編み込みやハーフアップよりもフワフワしないスタイルにしました。

ACCESSORIES

アクセサリー

小物

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挙式時は“キラキラ感”を出したかったので、身につけるものを全てシルバーで統一しました。
ネックレスはV字のようになっているシンプルなものに、ピアスはキュービックジルコニアのビジューにタッセルがついた揺れるスタイリッシュなデザインです。
グローブもロングタイプのフィンガーレスで、リーフと花の刺繍があるものを持込して着用しました。指輪交換の時に外す必要がなく、オシャレです。

披露宴の入場時は、ネックレスなしでお色直し前なので白いアジサイとパンパスグラスのドライフラワーのピアスを着用しました。

披露宴のお色直し後は、ネックレスなしでタキシードのカーキとドレスのブルーグレーに合わせて、青いライスフラワーとくすんだ緑のシルバーティーツリーのボタニカルドライフラワーのピアスを着用しました。

前撮りでは、ネックレスなしにシルバービジューとピンクベージュのフェザーでキャッチがパールのピアスを着用しました。

HEAD ACCESSORIES

ヘッドアクセサリー

挙式時は、ティアラなしで大きなシルバーリーフの髪飾りを着用しました。

披露宴の入場時は、白のパンパスグラス・スケルトンリーフ等のドライフラワーです。

披露宴のお色直し後は、青のスケルトンリーフ・ユーカリのドライフラワー・シルバーの水引をタマネギヘアに一緒に編み込み、銀箔を全体に散りばめました。

前撮りの際は、白のパンパスグラス・赤のドライフラワー・ゴールドが輪状に形成された水引と金箔を全体に散りばめました。

NAILS

ネイル

お支度

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当日のネイルは、まずラメが入ったグレーベージュをワンカラーで10本塗りました。
ポイントは、そのままのワンカラーのみが4本、シルバーと暗いグレーのストーンを6〜9個合わせてビジューにしたデザインを4本、エンボスアートの白い花びら4枚のお花の中心にシルバー・暗いグレーのストーンを乗せてと余白にも小さなシルバーストーンを乗せた2本で仕上げていただいたところです。

前撮りの際は、透明感のあるベージュをベースに白いグリッターのVカットデザインで、つなぎ目にゴールドのラインを入れました。シルバーとワインレッドのストーンを真ん中に乗せた4本と、白いグリッターベースにシルバー・ゴールド・パールのストーンで大きいビジューにした2本、透明感のあるベージュに白の大理石デザインを4本のデザインです。

FLOWERS

メインで使った花や装花のテイスト

テーマカラーは『ホワイト・ベージュ・ブラウン・グレー』で、一見地味な印象になりがちですが、夫婦共に明るい色味が好みではなく暗い色を好むため“落ち着いた雰囲気でもおしゃれに”そして、節約しながら自分たちらしく他に無い会場作りを心がけました。

装花には全てパンパスグラスとリーフのみを使用し、パンパスグラスはホワイト・ベージュ・ブラウン・グレー、リーフはくすんだ色を選んでパンパスグラスと統一感を出しました。落ち着いた色味でも、統一感があるとおしゃれにできるので、メインテーブル・卓上・ブーケ・ブートニアの全ての色を揃え、且つドライフラワーとリーフの種類を揃えたところがポイントです。

会場の装飾は前日に自分達で行ったので、完成した時は達成感がありました。ほとんどが持込のため、自分達の好みでありながら節約でき、こだわることができました。わがままばかりを叶えていただいたおかげで満足のいく装飾が完成したので、“こだわって良かった”と思っています。

自分達で用意したため、忘れているものがないか何度も確認して不安になったりもしましたが、当日ゲストの皆さんが座っている景色を見て安心しました。

FOOD

お料理のこだわり

お料理のグレードはプランナーさんに聞いて選択した、よく選ばれているコースです。
メインのお肉を祖父母のみカットして提供したり、私たち夫婦やゲストの中にもトマトが苦手な方が多かったので、スープをポテトのポタージュにしたりしたことは喜ばれました。

ガーデンでのデザートビュッフェでは、カーテンを全て下ろして曲に合わせてカーテンをオープンしました。透明なショーケースに、ケーキやフルーツがたくさん乗っているビュッフェ形式にしたのですが、好きなだけお召し上がりいただけたようで好評でした。楽しんでいただけて良かったです。

WEDDING CAKE

ウェディングケーキ

イミテーションケーキにして、ファーストバイトのみ楽しみました。ゲスト用にデザートビュッフェがあったため、イミテーションケーキにしてよかったです。
デザインも自分たちで考え、会場の雰囲気や好みをふまえて、ブラックベリーとレモンとリーフを飾ったシンプルでシックなデザインのケーキにしました。

WEDDING FAVORS

引出物

引出物は引宅と言われる宅配のものにし、披露宴会場の各席へ引出物の案内用紙を置きました。

親族用は、カタログギフト・ポップコーン10種・さくら日和 桜ハートうどん(桜の花入り手延べうどん)・さくら舞削り・だしつゆセットです。友人男性ゲストは、カタログギフト・ポップコーン10種・一期一会 日本のラーメン3選、友人女性ゲストは、カタログギフト・ポップコーン10種・北海道ファーム ドレッシングスイートコーン＆スープでした。
当日はイスに用意したのは、席札やプロフィール・スピーチ余興のお礼の金券・お色直しの景品等の小物を入れてを持ち帰るための紙袋です。

二次会も行った際も、景品はパネルでした。目録をお渡しして、スマホで必要事項を入力すると自宅へ届くようにし、ここでも荷物を最小限にできるようにしました。

PETITE GIFTS

プチギフト

プチギフトとして持込んだのは、1つ1つ梱包された4色展開のドッグタオルです。
ゲストへのサプライズが挙式でのリングドッグから始まったので、最後も愛犬をイメージした犬の形に折ってあるタオルハンカチにしました。

ENGAGEMENT RING

婚約指輪

指輪

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婚約指輪はBIJOUPIKOのもので、リングはV字のデザインにし、内側に誕生石と名前を入れました。ダイヤモンドのカットは、上から覗くとハート形になっています。
カット・形状:ROUND BRILLIANT CUT
カラット:0.770ct
カラーの等級:D
カットの等級:EXCELLENT

WEDDING RING

結婚指輪

結婚指輪は、EXELCO DIAMONDのものです。
婚約指輪と重ね付けしても違和感のない、ダイヤモンドが3つ並んでいて、ミル打ちがしてあるS字とV字が組み合わさったデザインを選びました。
新郎の結婚指輪はS字になっていて、S字の曲線半分だけ艶消し加工がしてあるデザインです。

2人のデザインは違っても並べると形状は同じに見えるものを選び、内側にお互いのイニシャルと数字の刻印をしました。

結婚式で一番感動したこと

1番は難しいですが、挙式でベールダウンをする時に母が「おめでとう」と一言小声で言ってくれた時は涙腺が崩壊しました。父とのバージンロードでも、父が終始泣いていたことが感動でした。

披露宴での両親贈呈品は、母へモンチッチのウエイトドール、父へは花束のプレゼントです。私が生まれた時、毛むくじゃらだったらしく助産師さん・看護師さんから「モンチッチみたい〜」と言われたエピソードを昔から聞いていたので、それにちなんでモンチッチを発注したのですが、新郎側の母もお猿さんのキャラクターが好きだったので喜ばれました。

新郎新婦は、お互い小さい頃から祖父母にたくさん可愛がっていただいたので、両親だけでなく祖父母へ贈呈品をサプライズプレゼントしました。祖母へは、よくある俵ではなく、おくるみのようになっている風呂敷に、生まれた時の顔写真がおくるみから見えるようになっていて、おくるみを外すと顔写真の紙下部へちょっとした感謝のメッセージが添えてあるウエイトライス、祖父へは、好きな色をあらかじめ聞きていたので、その色の花束です。

少しでも祖父母孝行ができていたらいいなと思っていたので、祖父母が泣いて喜んでくれたことが嬉しく、私たちも2人して泣いてしまい、その姿を見て両親も涙してくれました。

私は、挙式から披露宴退場までずっと泣きっぱなしでした。みんなが来てくれたことへの感謝、スピーチや余興を準備してくれてたことへの嬉し泣きと感動泣きもして、親族である祖父母や両親が泣いて喜んで祝福してくれてる姿にももらい泣きしたり、この日のために準備を頑張ったかいがあったなと達成感で涙したりと、感情がぐちゃぐちゃでとにかくいい涙を終始流していました。

二人らしさとは

とにかく家族との仲が良く、友人が多いのが私たちです。お世話になっているゲストが一気に集まる機会は結婚式くらいですが“家族や友人にこんなにも支えてきてもらったんだな”と改めて思う機会になりました。私たちの「2人らしさ」とは、家族や友人がいてこそ成り立つものだと思います。

嬉しかった参加者の反応

ゲスト1人1人へメッセージを送ったことに対して感動してくれて、私の弟は、披露宴後に私からのメッセージに対して長文でLINEをくれたことです。

「最初の結婚式が姉の結婚式でよかった」と言うことと、私は両親への手紙で弟に対しても読ませてもらったのですが“弟がゆうでよかった”という内容をしっかり覚えてくれていて「姉がももでよかった」と言葉をくれました。他にも手紙の“頼ってね”の内容に「旦那の次でいいから頼ってほしい」と手紙に対しての返信と結婚式を終えての思いを文章にしてくれて、結婚式に対してあまり関心がなかった弟が「将来絶対挙げたい」と言ってくれました。

ゲストへはこだわったのが伝わって、ペーパーレス・引出物・二次会の景品の配慮に感謝されました。また「サプライズや演出がたくさんあって楽しいだけでなく、感動もたくさんあって最初から最後まで思い出になった」「みんなが集まる機会を作ってくれてありがとう」の言葉をいただきましたが、1番声が多かった言葉は「花嫁の手紙が今までで1番感動した」でした。とても嬉しかったです。“コンセプトや私たちの想いが伝わっていて良かったな”と安心しました。

私にとって結婚とは

“新しい家庭を1つ創っていくこと”に“2人で”足並みを揃えてスタートすることが結婚だと思っています。どちらかが頑張るのではなく、一緒に第二のスタートを切ることが大事だと思います。

何をするにしても、何度結婚しても、復縁しても、その2人で築くものは0からのスタートで、全てが初めてなのは奥さんも旦那さんも条件は一緒で、結婚式もその1つです。そして、私は1番の味方は家族だと思っているので、結婚を機に1番の味方がもう1人増えたことが自分の人生での大きな財産になると思います。

後悔していること

盛りだくさんの1日だったのに、撮りたい写真の把握をしておかなかったことです。
特に披露宴会場の高砂で、新郎と家族のみ&新婦と家族のみの家族写真を撮っておけば良かったと思いました。親族での写真は挙式前に白ドレス・タキシードで撮影しましたが、それは集合写真なので、お色直し後のカラードレスでお互いに撮っておけばよかったと後悔しています。家族各々との写真はあるのですが、揃った写真が無くて1番後悔しているポイントです。

また、披露宴が終わった後の引き上げ前のカラードレスでの撮影も時間の余裕が無いので、何を撮りたいのか・撮りたいポーズやシチュエーションを決めておくと、前撮りのような写真が残せたのかなと後悔しています。

やりたかったけれど諦めたこと

エンドロールを諦めました。私たちは費用を抑えるために自作する予定で、映画の最後に流れるようなスタイルの編集と、各テーブルごとのゲストとの思い出の写真と共に名前をスクロールするものをイメージしていました。

必須のように思われがちですが、サプライズと演出が多く、時間が余らないため、私たちが披露宴会場を退場した後に司会者さんへまとめの一言を添えてもらい締めさせていただきました。
後悔はしていないですが、諦めたのはエンドロールのみです。

節約のための工夫

私は、必要最低限の飲食類・ドレス・生花の花束とフラワーシャワー・ブーケ以外は全て持込です。いろいろな卒花さんたちの記事を読んだり、YouTubeやTikTokを見て挙式・披露宴のイメージを固め、必要なものを一覧に書き出すなどして、総額40万円くらいの節約が出来ました。

書き出した中で、どれがDIYできるのかチェックリストを作ります。例えば、リングピローはリングドッグをしたかったので、リングドッグをした卒花さんたちの記事やYouTubeをたくさん探したアイデアをもらって、式場やサイトで購入すると数千円になるところを300円で作ったり、MENU表もTikTokでDIYしている卒花さんのアイデアをアレンジして作成し、コンビニの印刷代だけで1人あたり40円で作ったりしました。パソコンが無くても携帯でもできるものはたくさんあるので、いろいろなサイトからインスピレーションをもらって効率よく、無理のない程度に少しずつ作ることがオススメです。

書き出した中でDIYは難しくても、安く購入できるサイトはたくさんあります。ペーパー類はもちろん、メインテーブルは7万円のところ1万円で作り、卓上花は1番低いランクの装飾でも12卓で6万円のところ3万円で作りました。豪華とは言えないですが、自分たちらしく、こだわってしたいようにできるのがDIYや持込をするメリットです。テーブルの装飾は生花だと処分したり、持ち帰っても枯れてしまったりドライフラワーにする手間がありますが、メインも卓上も最初からドライフラワーで装飾したので、式の後もキレイなまま飾っておけます。

美容についても、カラー・ネイル・マツエク・シェービング・フェイシャルが総額3万円で済みました。美容はピンキリなので節約できるところだと思います。