VeraWangに惚れ込み3着も♡:モアナルア・コミュニティー教会、リッツカールトン東京(インタビュー)

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モアナルア・コミュニティー教会での挙式、リッツカールトン東京での披露宴の準備の過程を徹底インタビュー。ステンドグラスが有名な歴史ある教会での挙式、カハラでのウェディングパーティハワイウェディングをどのようにプロデュースしていったから、ピンク、グリーン、ホワイトのテーマカラーにそった見事なコーディネイトをどのように決めていったか徹底解説。

友人との飲み会で知り合い、彼からの猛アプローチで付き合うことになったふたり。とんとん拍子に話が進み、出会いから1年と少しでハワイでの結婚式を挙げることになった。ハワイでの挙式に憧れがあったため、ウエディングの場所はハワイのモアナルアコミュニティー教会をセレクト。スタイリッシュでかわいい結婚式を実現するまでの様子をたっぷりと聞いた。

ハワイで挙げたいというのは“彼の希望”だった

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―なぜハワイでの挙式を選ばれたのでしょうか。

Sさん(以下敬称略)
彼がこれまでにいろいろな結婚式に出席した中でハワイでのウエディングが一番良かったと言っていました。今も仲良くしていただいているご夫婦のKAHALAでのレセプションに参加して「絶対にココにしたい!」と思ったんだそうです。ハワイでのリゾ婚もいいかな、何より彼の希望を尊重したいと思い、すぐに賛成しました。それからまずは「どこで挙式をしようか?」ということになりましたね。
せっかくのハワイなので海が見える景色がキレイなところか、ステンドグラスが美しいところ…この2つのポイントで探していました。テレビでロンドンブーツの淳さんがハワイウエディングをした「パラダイスコーブ・クリスタルチャペル」もいいな~と迷いました。

ただ何度も訪れることができる場所という意味で、やっぱり本物の教会の方がいいだろうと最終的にはモアナルア・コミュニティー教会に決めました。教会内部の壁一面には美しいステンドグラスが広がり、海を感じるモチーフも組み込まれています。ハワイ州の重要文化財にも指定されている由緒ある建物だったことも選んだポイントでした。

―プロデュース会社はどうやって選ばれたのでしょうか。

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S
まずは、ゼクシイの相談なびに行きました。そこではハワイ婚について色々教えていただき、2社の大手さんを紹介いただき実際にお伺いしました。また、自分でもハワイ婚の本を買うなどして勉強していたところ、リアルウェディングス代表の家倉呉実さんの本に出会いました。そこに書かれていたウェディングは、かなりキュートで自分の理想に近かったのです。ハワイでは多くの教会やレセプション会場に独占契約があり、ここでやりたいならこの会社を通さなければならない、といったルールがありました。よくあるドレス持ち込み料金や、装花やカメラマンはこの提携業者の中から選ばなければならない、といったいろいろな制約なども日本同様でした。ですが、リアルウェディングスでは持込料がなく、他社が独占契約をしてしまっている会場以外は好きに決められます。
といっても、元々リアルウェデングが提携している業者さんや、プランナーさんのセンスが良いので、敢えて自分で変えなくても良かったかもしれないですけどね。私の場合は、ビデオカメラマンさんだけ日本から持ち込みました。トマトレッドモーションという会社です。またリアルウエディングさんの場合、私たちだけでなく、ゲストの飛行機チケットなど、旅の手配を丸ごと行ってくれる上に、様々なわがままにも最大限対応してくれるところに魅力を感じました。ゲストの友人が現地で一緒に遊ぶということで、結婚式には参列しない人の飛行機チケットもまとめてお願いすることができたのにはさすがに驚きましたけど(笑)

彼と私はビジネスクラスのシートで並びなども確認してもらえましたし、旅行面でもかなり融通が利くところも魅力でした。JALでは結婚のお祝いの品を頂き、しかもCAさんは私たちの挙式日を知っていました。きっと事前に伝えていてくれたのだと思います。

―結婚式まで半年くらいしか準備期間がなかったんですよね。

S
ふたりとも仕事をしていましたので、休みが取りやすかったのが3月末~4月上旬でした。そのあたりで結婚式をするとなったので準備期間は半年くらいしかなく、ちょっと大変でしたね。さらにハワイ帰国後、日本の披露宴までは3週間ありませんでした(笑)。でも、なんとかなるものです。

ドレスは大好きだったVera Wangを迷わずチョイス

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―ステキなドレスですが、こちらはどちらのものなのでしょうか。

S
VeraWangのドレスです。初めて見たのは失恋ショコラティエというドラマでした。ヒロインが着ていたドレスがあまりにも素敵なので調べたらVeraWangのHayleyというウェディングドレスだったのです。結婚が決まってからドレスをリサーチしていくにつれVeraWangはかなり有名なドレスだということを知りました。他にも有名なMonique Lhuillier、Antonio Riva、Marchesaなどを試着しましたが、エアリーなチュールと計算されたディテールにほれ込み、VeraWangに決めました。Vera Wangのドレスはどれも素敵で結局3着も着てしまいました。完全に魅了されていましたね。Isetan BRIDEでDianaという縦フリルが美しいドレスをオーダーしました。ただ、仕立てに5カ月かかるというのには驚きましたね。その後Delaneyというスレンダーなウェディングドレスをヤフーオークションで落札しました。

3着目はカラードレスです。Hayleyは、あこがれていたものの白は似合いませんでした。しかしハツコ・エンドウのオリジナルでペタルピンクになったHayleyがあったのでレンタルすることにしました。偶然お披露目の日にハツコ・エンドウを予約しており、一目ぼれをして即決しました。今は人気で試着もできないと聞いています。

―彼の衣裳はどうされたのでしょうか。
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S
南青山にあるRossoNeroというタキシード専門店で、2着仕立ててもらっていました。生地は、1着は白で、もう1着はカジュアルにもフォーマルにも着回しのしやすいネイビー。生地やボタン、襟の形などを自由に選んでいる彼はとても楽しそうでしたね。生地はゼニアにしました。ベストはピンクをチョイス。彼はかなりの色白なので、ピンクのようなほかの男性はあまり似合わない色でもピッタリでしたね。

―ちなみに結婚式までに14kgも痩せたというのは本当でしょうか。

S
そうなんです。憧れのスタイルをめざして、一念発起し、パーソナルトレーニングの「Shapes」に申し込みました。テレビCMなどで有名なライザップもいいなと思ったのですが、ライザップの方ではどちらかというと、筋肉質なスタイルになるイメージ。でもシェイプスでは、すらりと痩せるというイメージだったのでこちらを選びました。

食事制限を守り、週2回のウェイトトレーニングを20回、たった70日間で10kg痩せました。その後は週1回のメンテナンスコースで体重維持。挙式直前は腕痩せをメインに週2回通ったことで、さらに4キロ減、二の腕もほっそりしました。トレーナーさんがとても良い方でかなり楽しくトレーニングができ、最終的には30kgのバーベルを担いでスクワットができるほど体力がついたんです。
トレーニングと並行してクチコミで話題のあねごエステにも通いました!体調に合わせたアロマをブレンドしたオイルで全身のリンパを流してもらうと、履いてきたきつめのブーツが長靴かと思うほどブカブカに。それくらい劇的な結果がでました。運動とエステで挙式のときは人生で一番の状態になれました。今はちょっとリバウンドしてしまいましたが(笑)。

結婚式で伸ばした髪は、Japan Hair Donationに寄付

―結婚式まで伸ばされた髪がバッサリとカットされたんですね。

S
はい。35cm切りました。バッサリと切るならと、切った髪を寄付しようと思いました。寄付された『髪の毛』を使って、病気やケガなどが原因で髪に何らかの悩みを抱えている18歳までの子供たちに、フルオーダーの「One wig」を無償でプレゼントしている団体があるのです。Japan Hair Donation & Charity というところなんですが、約31cmの長さが必要なのでその点で少しハードルは高いかもしれません。ですが、花嫁さんの多くは挙式後にバッサリ短くされる方も多いと思いますので、寄付できるということを知っていただきたいです。

―撮影する方はどうやって決めたのでしょうか。
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S
ハワイ婚で最も名が知れ渡っているのがVisionariという会社でした。はじめはそちらでお願いしようと思ったのですが、最終的にAkira Seoさんに決めました。ハワイには素敵なカメラマンさんがたくさんいるので、すごく悩ましかったです。見せていただいた写真の多くでカップルの方の自然な笑顔を捉えていたから。ポーズを決めて撮るよりも、ふたりの自然体の姿を撮影してもらえる方が素敵だなと思って。明るくて人柄の良い方だったので当日も安心して撮影に臨むことができました。

―会場装花とブーケはflowers for twoさんにお願いされたんですよね。

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S
ハワイでも人気のショップでした。だから、安心してお任せすることができたので良かったです。レセプション用のブーケはガーデンっぽく、アネモネやガーデンローズ、多肉植物を入れてもらいました。色味もヘッドドレスとサッシュベルトにもマッチして本当にお気に入りです。会場内装花は想像を超えたクオリティで、大興奮してしまいました。

キャンディービュッフェを特別にオーダーした

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―パーティのお食事はどんなものだったのでしょうか。

S
レストランのコースにあるものをそのまま選びました。ステーキなどアメリカらしい料理でした。どんなコースなのか文字情報だけで、写真を見ることが出来ず心配でしたが、盛り付けも洗練されていて美味しかったですよ。アメリカだから大雑把な料理を想定していましたから。一番こだわったのは見た目にもかわいいキャンディービュッフェ。これだけは絶対に外せませんでした。マカロン、カップケーキ、アイシングクッキー、ロリポップにマシュマロ。特別なM&M’S®のチョコレートは、専用サイトで色や文字、クリップアートや写真を自分で自由にカスタマイズしました。ふたりの名前や日付を入れてもらうなどして、良い記念になりました。ゲストのみなさんにもキャンディービュッフェは好評だったのでやって良かったです。

―全体的にトータルコーディネイトがまとまっている印象ですが、どのようにウエディングのアイテムなどを選んでいったのでしょうか。

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S
先輩花嫁のブログを見たり、Webで気になる画像をチェックしたり…たくさん見過ぎて、どこのものかは忘れてしまいましたけど。テーマカラーは、「ピンク、グリーン、ホワイト」の3色。メニュー表とヒトデの席札をDIYしたり、貝殻やウニ殻を持ち込んだり。とにかく全体的にキュートな印象に仕上がるようにアイテムを選んでいきました。

―日本ではリッツカールトンで披露宴を行われたんですね。

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S
ハワイで既に挙式もレセプションもしていたので、国内のお披露目はカジュアルなパーティをと思っていたんです。1.5次会くらいの気持ちでした。でも結局、どこにしようか?という話になり、ザ・リッツカールトン東京のブライダルフェアに参加したら、ふたりで「ココにしたいね」という話になって……。いろいろな特典がつくことも魅力だったので、フェア当日に決めてしまいました。彼の名字に桜がつくので、テーマを桜にしました。装花を桜にしたのはもちろん、お料理では、桜のジュレやサクラ鯛、桜カクテルを。また高砂はテーブルを置かずソファーにしたり、丸テーブルではなく晩餐会調の縦長のテーブルにしたり、少しだけ型破りな披露宴にしました。司会者もお笑い芸人にしましたし。あ、司会中はギャグは入れずに、まじめにやってもらいましたよ。

―お食事にはかなり気を遣われたとか。

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S
グルメな友人や料理人の参列者が多かったので、リッツカールトンでのお食事についてはかなりこだわりました。晩餐会に招待しているような披露宴にしたかったのです。料理長と話し合い、基本コースをベースにはしていますがオリジナルメニューを作っていただきました。デザートでは球体のチョコを熱いソースで溶かすと、中からアイスクリームが出てくるというパフォーマンスを取り入れました。

―最後に結婚式をして良かったですか?
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S
ハワイ挙式では家族はもちろん、仲の良い友人と一緒に旅行ができて楽しかったですね。結婚準備までの期間は半年しかなかったので、もう一度やろう!って言われたら、さらに力を入れてがんばっちゃうと思います。ゲストの方からは「ドレスが似合っていた」、「お食事がおいしかった」、「余興が楽しかった」、「彼のスピーチが落ち着いていて良かった」などと、いろいろとうれしい言葉をいただけました。でも一番うれしかったのは、「お父さんがずっとニコニコしていたね」という言葉でした。写真を見返すとどれも本当にニコニコしていて…。普段は寡黙で行事ごとを面倒くさがる父なので、本当に意外でした。結婚式をして家族を強く感じることができました。そして彼の懐の広さにも感動しました。喧嘩しても結婚式のことを思い出して、仲直りできると思います。

T.S & A.S さんご夫妻

▼Wedding Profile

【Hawaii】
挙式日時/2015年3月13日(ハワイ), 4月5日(日本)
挙式会場/モアナルア・コミュニティー教会(ハワイ)、ザ リッツカールトン東京(日本)
パーティ会場/KAHARA O KE KAI(ハワイ)、
ザ リッツカールトン東京(日本)
食事/アメリカン料理のコース(ハワイ)、フレンチのコース(日本・アレンジをしてもらった)衣裳/Vera Wang Diana, Delaney(新婦)、RossoNeroテーラーメイドのタキシード2着(新郎)
お色直しの衣裳/Vera Wang Hayley(ピンクのハツコ・エンドウオリジナル Haylay/新婦)
撮影/Akira Seoさん(ハワイ), 小林太さん(日本/会場提携)
ブーケ/flowers for two(ハワイ)、hanahiro 石川さん(日本/会場提携)
会場装花/ブーケと同じ
引出物/ウエッジウッドのお皿、リッツカールトンのチョコレート菓子
プチギフト/アンリ・ルルーのキャラメル
髪を失った子どものために医療用ウイッグを提供している団体/Japan Hair Donation & Charity

■当日のスケジュール
9時   ヘアメイク開始
11時   ファーストミートの後、ホテル内撮影
11時半  リムジン移動
12時半 教会到着し、リハーサルへ
13時   挙式開始
ベールダウンセレモニー 宣言 お祈り 指輪の交換 誓いのキス 退場
レイセレモニー リムジン(ハッピーカーン付き)でホテルへ
15時   ヘアチェンジ後カハラビーチで撮影
16時40分 ブライズメイドがヘアチェンジ
17時    レセプション開始
お出迎え(フラダンスあり) 新郎スピーチ 乾杯 ケーキカット ブーケトス 入場 歓談
20時 パーティ終了

【国内】
■当日のスケジュール
7時 ヘアメイク開始
9時 ヘアメイク終了 親族紹介と写真室で写真 挙式リハーサル

10時半 人前式開始
新郎入場 ダーズンローズセレモニー(12本のバラをゲストにもらいながら入場)
新婦入場 父と入場
11時 ゲストと集合写真 一度メイクルームへ
11時半 披露宴開始
入場。新郎挨拶して乾杯
シェフによる料理説明。新郎も簡単に追加説明。
歓談、ケーキカット(巨大スプーン)、鏡割り(演歌歌手の友達の音頭で)
12時30分 新婦友人と中座
12時50分 新郎母と中座
13時
お色直し入場
キャンドルサービスとキャンドルリレー
13時11分 サプライズビデオ
13時15分 歓談
13時20分 余興 ローネイさんの歌
13時27分 余興 HIDEBOHさんのタップダンス
13時45分 花嫁の手紙、花束の贈呈
14時 お見送り

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